<大相撲九月場所>◇十一日目◇20日◇東京・両国国技館 序二段三十五枚目・雷道(雷)が序二段三十枚目・北洋山(立浪)を逆転の小手投げで下し、4勝目の勝ち星を挙げた。身体能力の高さをうかがわせる雷道の逆転劇に、ファンも「あそこから勝てる?」「…

<大相撲九月場所>◇十一日目◇20日◇東京・両国国技館

 序二段三十五枚目・雷道(雷)が序二段三十枚目・北洋山(立浪)を逆転の小手投げで下し、4勝目の勝ち星を挙げた。身体能力の高さをうかがわせる雷道の逆転劇に、ファンも「あそこから勝てる?」「身体能力で逆転」と白熱した。

【映像】イケメン力士、抜群の身体能力

 元小結・垣添の雷親方が自らスカウトしたという雷道。身長183センチ、体重95.7キロと細身の体型だが、柔道のバックボーンを持ち、今場所では十日目までに3勝2敗と白星を積み重ねてきた期待の18歳だ。

 十一日目、立ち合い頭を下げて前に出た雷道。対する北洋山にかわされると土俵際へ突っ込んでしまうが、すぐに向き直るとすかさず相手の右腕を取って華麗な小手投げを決めた。まるで柔術のような投げ技で見事に雷道が逆転勝利を決めると、客席からも「おおー!」と歓声が沸き起こった。雷道はこれで4勝目を挙げ、今場所の勝ち越しを決めた。敗れた北洋山は3敗目を喫した。

 雷道の逆転劇に、ABEMAの視聴者からも「凄ww」「あそこから勝てる?」「うまい」「身体能力で逆転」と称賛の声が相次いで寄せられた。
(ABEMA/大相撲チャンネルより)