男子プロテニス協会のATPは19日、公式サイトに世界ランク46位の西岡良仁のコメントを掲載。シーズン前半を振り返り「トップ20まであと少しだった」と語った。>>西岡 良仁vsアトマネ 1ポイント速報<<>>ダニエル 太郎vsブキッチ 1ポ…

男子プロテニス協会のATPは19日、公式サイトに世界ランク46位の西岡良仁のコメントを掲載。シーズン前半を振り返り「トップ20まであと少しだった」と語った。
>>西岡 良仁vsアトマネ 1ポイント速報<<
>>ダニエル 太郎vsブキッチ 1ポイント速報<<
今年6月23日付の世界ランキングでキャリアハイとなる24位を記録した西岡は今シーズンの前半について「僕はパワーがあるプレーをしないので、自分のポイントをどうプレーするかを考えなければなりません。コートに入る前に相手をどう打ち負かすか、常に大きなプランを立てなければならないです」とコメント。
「僕のテニスは見ていて面白いと思う時があります。他の選手たちは、僕のようなテニスはしないので。だから、大柄な選手たちは少しパニックになってしまいます。でも、それが僕のやり方で、それが僕のプレーです」
今季1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)、6月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で16強入りした西岡。しかし、直近では肘の痛みもあり、ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)と全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)を含めた6大会でマッチ1勝しか挙げられていない。
「グランドスラムで好成績を収めるのは特別なもので、全豪オープンと全仏オープンで初めて16強に進出しました。とてもいい気分でした。でも、その後はシードやランキングをキープしなければならないので、プレッシャーを感じるようになりました。考えすぎていたと思います。全仏オープンの後、ツアーであまりうまくいかなかったのはそのせいだと思います。それは、この大会で学んだことだし、少し変えなければいけなかったです」
「トップ20まであと少しでしたが、考えすぎて自分にプレッシャーをかけすぎてしまいました」
2019年以来4年ぶりに開催される珠海選手権(中国/珠海、ハード、ATP250)に第8シードとして出場する西岡。1回戦では世界ランク149位のT・アトマネ(フランス)と対戦することが決定している。
「アジア大会のために戻ってくるのはいつもいいこと。新型コロナウイルス流行の後、ATPツアーが中国で開催されるのは初めてだから、プレーできることにとても興奮しています。ATPツアータイトルを初めて獲得したのは中国ですし、ここでもいいプレーができています。中国でプレーするのはいつも楽しいですし、またアジアで戦えるのもうれしいです」
なお、西岡の初戦は20日のセンターコート第3試合に組まれており、同コートの第2試合は日本時間20日の15時(現地14時)以降に開始する予定。