【MLB】レンジャーズ-レッドソックス(9月19日・日本時間20日/アーリントン) レッドソックスの吉田正尚外野手が「4番・レフト」で先発出場し、3回2死二、三塁からの第2打席でセンター前への勝ち越し2点タイムリーヒットを放った。一時3割近…
【MLB】レンジャーズ-レッドソックス(9月19日・日本時間20日/アーリントン)
レッドソックスの吉田正尚外野手が「4番・レフト」で先発出場し、3回2死二、三塁からの第2打席でセンター前への勝ち越し2点タイムリーヒットを放った。一時3割近かった打率も2割8分台まで落ちていたところだが、2試合ぶりのスタメン出場で結果を出した。
シーズン最終盤、不振のどん底にいた吉田がようやく暗いトンネルを抜け出し始めた。2試合ぶりのスタメンで1回の第1打席では力なくセカンドゴロに倒れていたが、3回に回ってきた第2打席は1-1と同点、2死二、三塁という勝ち越しチャンス。先発が左腕の場合にはスタメンを外れることも増えていたところ、実績のある右腕イオバルディが苦しむところを逃さなかった。
カウント2-0と打者有利の状況から、外角に落ちてきたスプリットを積極的に打ちに出ると、打球は上がらなかったものの鋭い勢いでイオバルディの足元を抜け、さらに狭い二遊間も通過。2人の走者がかえり、貴重な勝ち越し2点タイムリーヒットとなった。
9月に入り月間打率が2割を切り、ファンの間からはトレードに出した方がいいのではという痛烈な声もちらほらと出てきたところだったが、吉田以外にも打撃不振の選手が複数いた中で、トンネルを自ら抜け出すような一打に、日本のファンからの評価も一変。「久しぶりに仕事した」「いい仕事しやがった」と、一安心といったコメントが多く寄せられていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)