【プレミアリーグ】ニューカッスル1-0ブレントフォード(日本時間9月17日/セント・ジェームズ・パーク)【映像】走り込んできた選手とGKがクラッシュして豪快に吹っ飛んだ瞬間 スタジアムが騒然とするワンプレーが明暗を分けた。ブレントフォードの…

【プレミアリーグ】ニューカッスル1-0ブレントフォード(日本時間9月17日/セント・ジェームズ・パーク)

【映像】走り込んできた選手とGKがクラッシュして豪快に吹っ飛んだ瞬間

 スタジアムが騒然とするワンプレーが明暗を分けた。ブレントフォードのGKフレッケンがボックス内でニューカッスルFWゴードンを倒してしまう。これにはGKもチームメイトと共に審判団に猛抗議したが判定は覆らず。結果的にPKとなり、決勝点が生まれることになったこのシーン、スタジアムはブーイングに大歓声にと、騒然としていた。

 スコアレスで迎えた61分、ニューカッスルはブレントフォード陣内に侵入。左ウイングのハーヴィー・バーンズからのクロスは逆サイドに流れ、アーロン・ヒッキーがフレッケンにバックパス。しかし、これがやや弱くなったこともあり、オランダ人GKは猛プレスを仕掛けてきたゴードンを足で引っかけてしまった。このプレーに、主審はPKを宣告した。

 この判定に対し、倒した張本人のフレッケンは主審に猛抗議。ABEMAで解説を務めた粕谷秀樹氏も「(足が)かかっていると言えばかかっていますけどね。フレッケンは止めているようにも見える。バランスを崩したところにゴードンが来たようにも」と、どちらとも言えないプレーだったと分析した。

 その後、チームメイトのビタリー・ヤネルトも加わってアピールを続けたが判定は覆らず。このPKをカラム・ウィルソンが冷静に沈めてニューカッスルが先制に成功した。

 この場面で際立ったのがニューカッスルのホーム、セント・ジェームズ・パークに集まったサポーターたちである。強豪との対戦が続くなかで3連敗を喫していたチームを後押しするために、倒された場面は大音量のブーイングで相手を非難した。そして、審判がPKを宣告すると、一転して大歓声を届ける。まさに“12人目の選手”として躍動していた。

 この試合は、彼らとともにつかんだ開幕戦以来の勝利と言えるだろう。

(ABEMA/プレミアリーグ)