元イタリア代表FWアレッサンドロ・デルピエロ氏が9月16日、J1リーグ第27節の北海道コンサドーレ札幌対湘南ベルマーレ…
元イタリア代表FWアレッサンドロ・デルピエロ氏が9月16日、J1リーグ第27節の北海道コンサドーレ札幌対湘南ベルマーレ戦が行われた札幌ドームに来場した。
現在48歳のデル・ピエロ氏は、1993年にイタリアの名門ユヴェントスに入団し、以来19年間に渡ってワンクラブで過ごし、ユヴェントス歴代1位の出場最多記録(705試合)&ゴール数(289得点)を記録したレジェンドだ。
優れたテクニックと創造性あふれるプレーの“ファンタジスタ”として名を馳せ、イタリア代表の2006年W杯優勝にも貢献した。2014年に現役引退し、近年はスポンサー活動やスポーツイベントへの参加を通して世界各国を飛び回っている。
そして今回、本人の強い希望により、2002年の日韓W杯でプレーした札幌ドームに来場した。「そして背番号10、DEL PIERO」の札幌のユニフォームに袖を通してピッチに登場すると、試合前のイベント『フリーキックの壁体験』でキッカー役を務め、現役時代の代名詞だった左斜め45度の“デル・ピエロ・ゾーン”から鮮やかな弾道のシュートを披露。日本人ファンとも直接触れ合い、笑顔を振り撒いた。
■「デルピエーロが赤と黒を着ていいんか」
この“デル・ピエロ札幌ドーム来場”の写真が公開されると、SNS上ではユヴェントスの宿敵であるACミランと同じ札幌の「赤黒」のユニフォーム姿に対しての反響が大きく、以下のようなコメントが寄せられた。
「ロッソネロ来て大丈夫かデルピエロw」
「デルピエーロが赤と黒を着ていいんか」
「よくロッソネロを着てくれたなと言うのが正直な感想。」
「デルピエロが赤黒着てるって、なんか見てはいけない何かを見てしまったような…」
「デルピエロがビアンコネロじゃなくてロッソネロ。違和感あるし、イタリア人が見れば、勘違いするかも。ただ、そこはイタリアの伊達男。何着ても様になる。」
現役時代を通して、ユヴェントスの「白黒」、イタリア代表の「青」の印象が強いデル・ピエロ氏だけに、今回の「赤黒」には多くのファンは違和感を持ったようだ。新日家としても知られる同氏は、今後も来日の機会があるはず。その際、どのクラブの、何色のユニフォームに袖を通すのかも注目されそうだ。