9月19日(火)から21日(木)まで、北海道新ひだか町の北海道市場にて「2023セプテンバーセール」が開催。19年に創設されたばかりと比較的新しい1歳市場だが、すでに活躍馬を多数送り出している。  一例を挙げれば、21年の当セールにてノ…

 9月19日(火)から21日(木)まで、北海道新ひだか町の北海道市場にて「2023セプテンバーセール」が開催。19年に創設されたばかりと比較的新しい1歳市場だが、すでに活躍馬を多数送り出している。

 一例を挙げれば、21年の当セールにてノーザンファームが1900万円(税抜、以下同)で落札したレーベンスティールは、18日に行われたセントライト記念を制覇しJRAの重賞ウイナーに。

 ほかにも、ダート牝馬路線をけん引しているグランブリッジ、今年14年ぶりの高知三冠を達成したユメノホノオなどがいる。特にこの二頭は前者が310万円、後者が250万円と比較的リーズナブルな価格で落札されており、グランブリッジにおいては、すでに約1億7000万円を獲得する活躍ぶりだ。

 今年の上場馬には先月末に行われたサマーセール5日間で最高額を記録したキタサンブラックの産駒が2頭上場されるほか、絶好調のスワーヴリチャード産駒、桜花賞2着馬シゲルピンクダイヤの半弟など、3日間で500頭以上が上場を予定。他の1歳市場に比べて落札価格では目立たなくとも、未来の競馬界をにぎわすスターホースが今年も眠っているかもしれない。