男子テニスで元世界ランク1位のR・ナダル(スペイン)は18日、母国スペインの番組「Movistar Plus+」に出演。現時点での目標について「全仏オープンや全豪オープンで優勝することではない」と明かした。>>【動画】ナダルが番組登場し近…

男子テニスで元世界ランク1位のR・ナダル(スペイン)は18日、母国スペインの番組「Movistar Plus+」に出演。現時点での目標について「全仏オープンや全豪オープンで優勝することではない」と明かした。
>>【動画】ナダルが番組登場し近況を明かす<<
37歳のナダルは今年1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)2回戦で左股関節付近を痛めながらM・マクドナルド(アメリカ)と対戦し、ストレート負け。それ以降はツアー復帰が叶わず、今月18日にラファ・ナダル・アカデミーで開かれた会見で全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)の欠場と長期の休養に入ること、そして2024年シーズンでの現役引退を示唆。その後、6月2日の夜に左大腰筋の関節鏡手術を受けた。
そして今回、番組に登場したナダルは現在の目標について「全仏オープンや全豪オープンで優勝することではない。みんなが混乱しないように言っておくよ。現時点で、これら全てはとても遠いことなんだ」とコメント。
また、2024年シーズンが最後になるか明言せず「それは誰にも分からない。突然、僕の体が回復し、気持ちが強くなって続けるためのエネルギーに満ち溢れたら、どうなる? 答えが分かったら、すぐにシェアするよ。僕は一日一日を大切に生きている」と語った。
「僕の望みは2ヵ月以内の11月中旬頃に“僕がどの段階にいるのか? 状態は? 怪我の経過は?”を答えられるようにすること。今は1日40分、週3回、ジムでトレーニングしているよ」