今シーズンでNBAキャリア8年目を迎えるブランドン・イングラムは、ニューオーリンズ・ペリカンズで得点源を務めるウイングプレー…

 今シーズンでNBAキャリア8年目を迎えるブランドン・イングラムは、ニューオーリンズ・ペリカンズで得点源を務めるウイングプレーヤー。

 昨シーズンはケガのため45試合の出場に終わるも、いずれもキャリアハイとなる平均24.7得点5.8アシストに5.5リバウンドを残しており、今夏は「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」へアメリカ代表の一員として出場した。

 ペリカンズ在籍4年目を終えたイングラムは、現在3年1億4700万ドル(約216億900万円)の延長契約を結ぶことが可能。だが地元メディア『TIMES PICAYUNE』のクリスチャン・クラーク記者によると、26歳の元オールスターはチーム側との延長契約に向けた話し合いを来年夏まで待つことになるようだ。

 というのも、もしイングラムが今シーズンにオールNBAチームへ選出されれば、来夏にスーパーマックスと評される超巨額契約を締結する資格を手にするからだ。

 ただ、毎年各カンファレンスから12名、計24名が選ばれるオールスターとは異なり、オールNBAチームは毎年15名のみという狭き門。さらに、今シーズンからは新たなCBAが適用され、レギュラーシーズン82試合のうち65試合以上の出場が最低条件。

 イングラムは直近2シーズンでいずれも56試合未満の出場に終わっている。そのため、オールNBAチームへ仲間入りするためには、シーズンを通して健康体を維持することが不可欠となる。