(17日、第76回秋季東海地区高校野球三重県大会2回戦 宇治山田商9―2昴学園) 第76回秋季東海地区高校野球三重県大会は17日、松阪市のドリームオーシャンスタジアムなど4球場で2回戦8試合があった。今夏の甲子園に出場したいなべ総合や三重…

 (17日、第76回秋季東海地区高校野球三重県大会2回戦 宇治山田商9―2昴学園)

 第76回秋季東海地区高校野球三重県大会は17日、松阪市のドリームオーシャンスタジアムなど4球場で2回戦8試合があった。今夏の甲子園に出場したいなべ総合や三重などが3回戦に駒を進めて8強入りした。南地区予選で快進撃を見せ、第2シードで臨んだ昴(すばる)学園は、宇治山田商に七回コールド負けを喫した。

 昴学園は1点を追う三回、斎田友浩選手(2年)の2点適時打などで一時、試合をリードしたが、その回の裏に追い付かれ、四回にはエース河田虎優希投手(1年)が計5本の長短打を浴びて3失点。五回も4点を奪われた。

 昴学園の青木大斗主将(2年)は「悔しい。もっと食らいつく姿勢をみなで共有したかった」と涙を見せた。東拓司監督は「バントや内野ゴロの処理など、練習試合でできていたことが今回はできなかった。流れが来なかった。もっと練習を積んで来春につなげたい」と話した。(菊地洋行)