【MLB】ブルージェイズ3-2レッドソックス(9月17日・日本時間18日/トロント) 土壇場での豪快アーチに球場全体が「なぜそれで入る!?」と唖然だ。レッドソックスの吉田正尚がベンチスタートとなったブルージェイズ戦の試合終盤、「4番・サード…
【MLB】ブルージェイズ3-2レッドソックス(9月17日・日本時間18日/トロント)
土壇場での豪快アーチに球場全体が「なぜそれで入る!?」と唖然だ。レッドソックスの吉田正尚がベンチスタートとなったブルージェイズ戦の試合終盤、「4番・サード」で先発出場した同僚のデバース内野手が2試合連続の33号ソロをマーク。チームの逆転勝利には繋がらなかったものの、貴重な同点ホームランで敵地ロジャーズ・センターを静まり返らせた。
1対2とレッドソックスが1点を追う9回表の2死走者なしという場面だ。ここで打席に上がったデバースは、ブルージェイズの5番手・スワンソン投手と対峙すると、カウント2-2から投じられた真ん中高めのストレートを強振。振り遅れたようにも見えたが、打球はグングン伸びていき、速度100.9マイル(約162.4キロ)、飛距離380フィート(約115.8メートル)を計測するレフト方向への一発となった。
あと1アウトで試合終了という局面で飛び出したこの“振り遅れ弾”を受け、立ち上がって歓声を送っていた観客は思わず静まり返り、思わず口を抑えるブルージェイズファンの姿も。実況を務めた加藤暁氏は、「シーズン33ホームラン目、打点98に伸ばす貴重な一発です」とデバースの今季成績を紹介し、「球場全体が一瞬静まり返りました」と続けていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)