【MLB】ブルージェイズ3-0レッドソックス(9月15日・日本時間16日/トロント) まさかの当たりがチームに勝利を呼び込むことになった。レッドソックスの吉田正尚外野手が「5番・DH」で出場したこの試合、ブルージェイズのカークが放った一打が…
【MLB】ブルージェイズ3-0レッドソックス(9月15日・日本時間16日/トロント)
まさかの当たりがチームに勝利を呼び込むことになった。レッドソックスの吉田正尚外野手が「5番・DH」で出場したこの試合、ブルージェイズのカークが放った一打が話題となっている。
ブルージェイズ・ベリオス、レッドソックス・ベヨともに好スタートを切り投手戦の様相を呈していたこの試合、3回裏のブルージェイズの攻撃で先頭打者のカークが打席に入った。
ブルージェイズの正捕手であるカークは173センチ120キロというコロコロとした体型が愛らしく、この打席でも視聴者からは「香川だ」とドカベンの愛称で知られる香川伸行氏(元南海)というコメントも見られたが、この打席ではベヨが投じた内角高めの154キロのストレートにバットを出してしまった。
ボール球だったため、完全にスイングせずに寸止めにしたカークだったが、残念ながらカークのバットにボールは直撃。フラフラと一塁線側へと飛んで行った。本来、この手の当たりは力なく飛ぶためあまり飛距離が出ないものだが……この打球はファーストの頭上を大きく越えてライトの守備範囲にポトリ。一塁線ギリギリのところに落ちたこともあり判定はフェアでヒットに。
図らずしてヒットになったためか、カークも大きな体を揺らして激走。レッドソックスのライト、バーデューゴが処理する間に二塁へと進み、この日のチーム最初のヒットとなるツーベースヒットを放ち、チャンスを広げてみた。
この一打をキッカケにブルージェイズはこの回、ゲレーロJr.の3ラン本塁打が飛び出し3点を先制。すると投手陣も奮起し、先発のベリオスが7回無失点8奪三振の快投を見せて、その後はヒックス投手→ロマノ投手へとリレーしてレッドソックスを相手に完封勝利を収めた。
チームの勝利に貢献するヒットを放ち、全力疾走でチャンスを広げたカーク。視聴者は「謎カット」「可愛すぎかよw」「カーク激走」とカークのハッスルプレーを大いに称えた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)