14日、プロ野球・セントラルリーグに所属する阪神タイガースが18年ぶり6回目のリーグ優勝を達成。同チームのスローガン…
14日、プロ野球・セントラルリーグに所属する阪神タイガースが18年ぶり6回目のリーグ優勝を達成。同チームのスローガンおよび“優勝”を指す隠語として使用されていた“アレ”という言葉にちなみ、netkeibaでは現2歳のアレ(牡)という馬の掲示板に「おめでとう」「この馬も頑張ってほしい」などと書き込む競馬ファンも見られた。
いまから18年前。05年の競馬界を振り返ると、ディープインパクトが史上2頭目の無敗三冠を達成し、社会現象を巻き起こしていた。牝馬ではシーザリオがオークス、アメリカンオークスのW制覇。古馬ではハーツクライ、ヘヴンリーロマンス、カネヒキリらが競馬界を引っ張っていた。出てくる馬名に懐かしさを覚え、“18年”という長い年月を感じさせる。
優勝が決まった直後、X(旧Twitter)では「阪神タイガースが優勝すると年には三冠馬が誕生する」と話題になっていた。調べてみると、プロ野球が2リーグ制となった1950年以降、同チームが優勝したのは1962年、1964年、1985年、2003年、2005年、2023年の6回。うち64年にシンザン、03年にスティルインラブ、05年にディープインパクトが三冠を達成している。今年を除けば5分の3の確率。三冠馬はめったに誕生するものではないし、たしかに高い確率といえるだろう。
今年、地方競馬では三冠馬が3頭誕生しているが、中央競馬でもリバティアイランドが史上7頭目の牝馬三冠に挑む。春二冠は圧倒的なパフォーマンスを披露しており、三冠への期待は大きい。過去データの後押しも受けて、偉業達成なるか。10月15日の秋華賞が待ちきれない。