【MLB】レッドソックス5-0ヤンキース(9月14日・日本時間15日/ボストン) ギリギリを突いた一球に思わず球審も気合が入った。吉田正尚外野手が所属するレッドソックスはこの日、宿敵ヤンキースとダブルヘッダーで対戦。その1試合目では、レッド…
【MLB】レッドソックス5-0ヤンキース(9月14日・日本時間15日/ボストン)
ギリギリを突いた一球に思わず球審も気合が入った。吉田正尚外野手が所属するレッドソックスはこの日、宿敵ヤンキースとダブルヘッダーで対戦。その1試合目では、レッドソックス先発・ハウクの投球に対してみせた球審のジャッジが現地で話題になっている。
試合前まで今季4勝9敗、防御率5.28と冴えない成績になっているハウクだが、この日は初回から好調。初回先頭のフロリアル外野手に安打を許して以降、凡退の山を築くなど好調な滑り出しを見せていた。
そんな中で迎えた3回表のヤンキースの攻撃。ハウクは先頭打者のカブレラ外野手に対し四球を献上して無死一塁としたが、続くペレイラ内野手に対してはシンカーを中心にした丁寧な投球を見せ、3球でカウント1-2と追い込んだ。
そして4球目、ハウクは外角低めに152キロのシンカーを投じた。際どいコースとなったが、球審の判定はストライクでペレイラは見逃し三振となった。
この時に審判が見せたのは投手に向けて前に突き出すようにストライクバッターアウトのジェスチャー。左手を伸ばし、右手を折りたたんでポーズを取る姿はまるで空手の型のようで現地実況でもこのポーズを取り上げて「ハッ!」と掛け声を口にするほどだった。
気迫あふれる審判のジェスチャーが影響したか(?)、ハウクはその後の打者を打ち取り、この回も無失点でマウンドを降りるなど見事なピッチング。視聴者からは「おお」「いい球」などと、ハウクの絶妙なコントロールを絶賛するコメントが多く見られた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)