<大相撲九月場所>◇四日目◇13日◇東京・両国国技館 修行中の力士が3連続“待った”に、親方からも厳しい声が飛び、館内の空気が張りつめた。序二段四十九枚目・大翔碧(追手風)と序二段四十八枚目・勝桂馬(木瀬)の一番は、…
<大相撲九月場所>◇四日目◇13日◇東京・両国国技館
修行中の力士が3連続“待った”に、親方からも厳しい声が飛び、館内の空気が張りつめた。序二段四十九枚目・大翔碧(追手風)と序二段四十八枚目・勝桂馬(木瀬)の一番は、両者のタイミングが合わず、立ち合いで3連続の“待った”。これに審判を務める親方から「しっかり手をつけよ!」と、強い口調で指導が飛んだ。
大翔碧は19歳、勝桂馬は26歳と、これからまだまだ成長が期待される力士たち。ただこの日ばかりは親方から厳しい指導を受けることになった。両者ともに、なんとかタイミングを合わせようとするものの、どうにも立ち合いが合わない。1度、2度“待った”をすると、行司の木村龍之助からも「手をついて」「まだ、まだっ!」という声が出た。
合わせようとすればするほど合わなくなるのも、立ち合いというもの。両力士、緊張の面持ちで3度目の立ち合いに臨んだが、やはり合わず、またしても“待った”。するとついに審判を務める親方衆もしびれを切らしたように「しっかり手をつけよ!」と鋭い言葉が飛ぶと、2人からも「すいません…」と反省の言葉が出ていた。
(ABEMA/大相撲チャンネルより)