<大相撲九月場所>◇四日目◇13日◇東京・両国国技館 序二段二十枚目・荒剛丸(式秀)と序二段二十一枚目・播磨皇(山響)の一番で、荒剛丸が決着がついたと思われた直後に何かを知らせるように右手を挙げ、その後も「ダメか…」とばかりに首をひねるよう…

<大相撲九月場所>◇四日目◇13日◇東京・両国国技館

 序二段二十枚目・荒剛丸(式秀)と序二段二十一枚目・播磨皇(山響)の一番で、荒剛丸が決着がついたと思われた直後に何かを知らせるように右手を挙げ、その後も「ダメか…」とばかりに首をひねるような仕草を見せる一幕があった。

【映像】右手を挙げながら困惑する力士

 立ち合いからゴツンと頭同士でぶつかった両者だが、徐々に下から攻め上げる播磨皇のペースになると、苦しくなった荒剛丸も引いてしまい、一気に土俵際まで追い詰められた。それでもぎりぎりのところで逆転の叩き込みを狙うと、まともにくらった播磨皇は土俵にばったり。逆転技が決まったように見えた。

 ところが軍配も荒剛丸にあがったものの、当の本人は浮かない表情。なぜか右手を挙げながら戻ると、審判を務める親方衆の方をちらちら。審判の一人から手が挙がり物言いになると、今度は「ダメか…」というような表情を浮かべながら、土俵下へと向かった。

 館内のファンも中継の視聴者も、なぜ右手を挙げたかわからない中、何かしらをアピールするようにも見えた右手。真相は本人のみぞ知るところだ。
(ABEMA/大相撲チャンネルより)