サッカーや野球、水泳……。さまざまなスポーツに青春を捧げるキッズたち。毎日クタクタになりながらも目標に向かって頑張るキッズには、ボリューム満点で栄養たっぷりのおいしい食事を作って応援したいですよね。 今回は、鶏肉と夏野菜をたっぷり使ったチ…
サッカーや野球、水泳……。さまざまなスポーツに青春を捧げるキッズたち。毎日クタクタになりながらも目標に向かって頑張るキッズには、ボリューム満点で栄養たっぷりのおいしい食事を作って応援したいですよね。
今回は、鶏肉と夏野菜をたっぷり使ったチキンカレーを紹介します。
日本人なら誰でも大好きなカレーは、いつ食べても美味しい鉄板メニューですが、夏、暑い日に汗をかきながら食べるカレーはまた格別。ですが、汗をかくと体内のミネラルやビタミンは流れ出てしまう心配も……。
今回のメニューは、旬の夏野菜をどっさりのせることで、ミネラルやビタミンをしっかりカバー。また、汗は体内の熱を排出してくれたり、水分で皮膚表面の温度を下げる効果があるので、暑い日にスポーツをして体が火照り気味のキッズにぴったり。
また、スパイスは胃の粘膜を刺激し、消化液をたくさん分泌させる働きがあります。腸の活動を活発にしてくれるので、効率良く栄養を吸収してくれます。夏バテで食欲が落ちているときでも、しっかり栄養が取れるのもうれしいポイント。まさに暑い夏にこそ食べたいメニューなんです。
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夏野菜たっぷり!バターチキンカレー
<材料(2人分)>
ショウガ…2片(20g)
ニンニク…2片
玉ネギ…1個、
鶏モモ肉…1枚(300g)
塩…小さじ1/2
こしょう…少々
油…大さじ1
小麦粉…大さじ2、
A【カレー粉…大さじ1、ターメリック・クミンパウダー…各小さじ1】、
B【水…2カップ、カットトマト缶…200g、塩…小さじ1、砂糖…大さじ1】
ココナッツミルク…200g
バター…30g、
パプリカ(赤)…1/4個
ゴーヤ…1/3本
ナス…1本
ごはん…適量
<作り方>
1.ショウガ、ニンニク、玉ネギはみじん切りにする。鶏モモ肉はひと口大に切り、塩・こしょうをふる
2.鍋に油を入れ、ショウガ、ニンニクを炒めて香りがしてきたら玉ネギを加えて炒める。片側によせて、鶏モモ肉を皮目から焼き、色が付いたらひっくり返す。
3.小麦粉を加えてざっと炒め、粉っぽさがなくなったら、(A)を加えて香りがするまでざっと炒める。
4.(B)を加えてひと煮立ちさせ、アクを除いて約20分煮込む。ココナッツミルクを加えて再び10分煮込む。
5.煮込んでる間に野菜を食べやすい大きさに切り、油(分量外)を敷いたフライパンで焼く。器にご飯と野菜を盛り付け、カレーを入れる。
※カレーにココナッツミルクとこしょうを振ると、より素敵な仕上がりになります
大ぶりに切られたお肉は食べ応え抜群。ゴーヤは汗とともに失われがちなカリウムを多く含んでいる、夏バテ予防に効果的な食材。ちょっと大人な味わいですが、ココナッツミルクをたっぷり使ったまろやかな味わいのルウと絡ませれば、キッズもペロリと食べられるはずです。
さらに、バナナ、ヨーグルト、リンゴ、レモン汁をミキサーで撹拌した「バナナスムージー」を添えるのもGood。バナナは摂取してすぐに体のエネルギーになってくれるので、スポーツをしてヘトヘトのキッズの元気をチャージ。ヨーグルトとりんごで腸が活性化され、レモン汁とリンゴでミネラルやビタミンが補給できます。クエン酸やリンゴ酸は、疲れて火照った体をスーッと癒してくれますよ。
「たっぷり汗をかいて体をスッキリさせたい」なんて日や、うだるような暑い日の夜に、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
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《INDEX:スポーツキッズのためのガッツリ飯》
・Vol.1 梅×豚肉パワーで優勝確実!? 試合前の“験カツぎ”レシピ
・Vol.2 丸ごとリンゴでテンションもアップ! スポーツ後のお疲れボディに効くご褒美スイーツ
・Vol.3 豆腐で集中力アップ! 試合当日の朝に食べたいピリ辛スープ
・Vol.4 レバーで快眠! 試合前夜に食べたいカラフル串焼き
・Vol.5 とろろで粘り強い体をつくる!ボリューム満点スタミナ丼
田村つぼみ 料理家/栄養士
1985年生まれ。栃木県出身。短大を卒業後、料理教室にて講師を務める。その後、料理研究家・浜内千波師匠のもとでアシスタントとして修業。現在、料理家として、書籍や女性誌を中心に活動中。また、カフェなど飲食業態のメニュー開発、店舗立ち上げプロデュース、料理教室ほかを精力的に行っている
【HP】http://www.tsubomi-t-cooking.com/
<Text:服部桃子(アート・サプライ)/Photo:玉井幹郎>