新しいWTA世界1位のカロリーナ・プリスコバ(チェコ)と、ATP世界1位のアンディ・マレー(イギリス)が全米オープン(8月26日〜9月10日/アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)にエントリーした。 2016年大会で準優勝したプリスコバだ…

 新しいWTA世界1位のカロリーナ・プリスコバ(チェコ)と、ATP世界1位のアンディ・マレー(イギリス)が全米オープン(8月26日〜9月10日/アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)にエントリーした。

 2016年大会で準優勝したプリスコバだが、エントリーした選手の中には、過去の全米チャンピオンが4人いる。アンジェリック・ケルバー(ドイツ)、ビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)、サマンサ・ストーサー(オーストラリア)、スベトラーナ・クズネツォワ(ロシア)だ。また他のグランドスラム大会チャンピオンたち、ガルビネ・ムグルッサ(スペイン)、ペトラ・クビトバ(チェコ)、フランチェスカ・スキアボーネ(イタリア)、ビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)、エレナ・オスタペンコ(ラトビア)もいる。

 全米オープン本戦にストレートインする99人の女子プレーヤーの中でアメリカ人は13人で、これは他のどの国の代表よりも多い。

 全米で過去6回優勝を遂げているセレナ・ウイリアムズ(妊娠中)とベサニー・マテック サンズ(膝の故障)は、今回の全米にはエントリーしなかった。

 アザレンカ、スローン・スティーブンス(アメリカ)、アンナ レナ・フリードサム(ドイツ)、アイラ・トムヤノビッチ(クロアチア)、サビーネ・リシツキ(ドイツ)は、本戦に入るためプロテクト・ランキング(故障した選手のための特別なランキング、救済措置)を使用した。

 2012年の全米オープンで、初めてグランドスラム・タイトルを獲得したマレーのほか、ロジャー・フェデラー(スイス)、ラファエル・ナダル(スペイン)、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、スタン・ワウリンカ(スイス)、マリン・チリッチ(クロアチア)、フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)ら、過去の全米チャンピオンたちが出場する。

 男子で、本戦入りするためにプロテクト・ランキングを使ったのは、アンドレアス・ヘイダーマウワー(オーストリア)、タナシ・コキナキス(オーストラリア)、ジョン・ミルマン(オーストラリア)、ドミトリー・ツルスノフ(ロシア)、リカルダス・ベランキス(リトアニア)だ。

 全米オープン本戦は8月28日に開幕する。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は女子世界1位として「全米オープン」に出場するカロリーナ・プリスコバ(チェコ)。(写真◎Getty Images/7月のイーストボーンで優勝)

Photo:EASTBOURNE, ENGLAND - JULY 01: Champion Karolina Pliskova of the Czech Republic lifts the trophy following victory during the ladies singles final against Caroline Wozniacki of Denmark on day seven of the Aegon International Eastbourne at Devonshire Park Lawn Tennis Club on July 1, 2017 in Eastbourne, England. (Photo by Mike Hewitt/Getty Images)