■ブトンドール
前走は桜花賞以来、2カ月ぶりとなった函館スプリントS。初の対古馬戦ながら戦前は2番人気の支持を集めたが、直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れている。道中はこれまでに経験したことのないほどのハイペースで、最後は持ち時計を2秒以上も縮めて走破したものの、いきなり年長馬相手に結果を出すのは厳しかったか。この敗戦がいい経験になったはず。
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函館のデビュー戦を快勝し、次走の函館2歳Sで重賞初制覇。次のファンタジーSこそ2着だったが、それから3戦していずれも掲示板に載れなかったことから、洋芝巧者か早熟のイメージが強いかもしれない。しかし、9着だった2走前の桜花賞は、1分32秒9の好時計で走りきっているように、野芝でもある程度の対応は可能。さらに前走にしても、勝ち馬から0秒4差と着順ほど負けていないように、確実に成長曲線を描いている印象で、まだまだ見限るのは早いだろう。
このレースでは、2019年にイベリスが3着、18年にはラブカンプーが2着など、軽量を活かした3歳牝馬による好走例はあり。先週は3歳馬のノッキングポイントが新潟記念で古馬を撃破し、3週前の札幌記念でもトップナイフがプログノーシスの2着に激走するなど、現3歳世代の勢いは目立つ。前走重賞で2番人気の馬が、ここまで一気の人気落ちならシメシメ。
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著者プロフィール
山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長 元・競馬月刊誌の編集長で、現在はスポーツの未来を読みとくメディア『SPREAD』の編集長。1995年マイルCSの16番人気2着メイショウテゾロの激走に衝撃を受けて以来、穴馬予想を追求し続けている。「ウマ娘」はゴールドシップ推し。



















