ホーキンソンは鮮烈な活躍で日本を牽引して見せた(C)Getty Images  日本の快進撃を支えた“鷹ちゃん”に称賛の声が止まない。 FIBAランキング36位の日本代表は「FIBAバスケットボ…

 

ホーキンソンは鮮烈な活躍で日本を牽引して見せた(C)Getty Images

 

 日本の快進撃を支えた“鷹ちゃん”に称賛の声が止まない。

 FIBAランキング36位の日本代表は「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」に出場し、通算3勝2敗で今大会を終えた。9月2日の順位決定戦第2戦では同64位のカーボベルデと戦い、80-71で勝利。これで日本は今大会のアジア最上位が確定し、自力では1976年モントリオール五輪以来、48年ぶりとなるパリオリンピック出場権を獲得した。

【動画】リバウンドを取って自ら速攻!バスケットカウントも奪ったホーキンソンの驚愕プレーの映像

 

 アカツキジャパンの快挙達成に日本中が大きく沸いたが、大活躍で日本の快進撃を支えたのがジョシュ・ホーキンソンだ。同選手は全5試合に先発出場し、チームトップの105得点、54リバウンドをマーク。特に、日本にとって歴史的試合となったカーボベルデ戦では両チーム最多の29得点を記録し、パリ五輪の出場権獲得に大きく貢献した。

 「鷹ちゃん」の愛称で親しまれるビッグマンが見せたW杯での活躍を、米メディアが称賛している。米国ワシントン州の放送局『KXLY』は公式サイトで記事を配信し、ホーキンソンに賛辞を送った。

 同メディアは「ワシントン州立大学、バスケットボール部で最高の選手の一人が母国のために大活躍し、再びオリンピック出場権獲得に貢献した。ホーキンソンは今回のFIBAワールドカップで1試合平均21得点、10.8リバウンドを記録し、日本をリードした。彼のベストゲームはカーボベルデ戦で29得点、7リバウンド、4アシスト、4ブロックを記録した」と今大会にホーキンソンが残した成績を紹介し、その活躍を称えた。

 また、同メディアはホーキンソンの大学時代にも着目。2013年から2017年までWSU(ワシントン州立大学)に所属したホーキンソンは、その期間に学校史上3番目に多い40回のダブルダブルを記録した。また、リバウンド数は学校史上8位の700を達成している。WSUでは通算119試合に出場し、フィールドゴール成功率は52.3%、1試合平均11.9得点、8.5リバウンドを記録した」と、大学時代に残した好成績も紹介していた。

 今大会で躍進を見せたアカツキジャパン。MVP級の大活躍を見せたホーキンソンなしでは、この快挙は成し得なかっただろう。

 

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

 

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