■スマートクラージュ
【中間調整】脚元に不安を抱えており、連戦はできない弱みを抱える馬。休み休みながらオープンでも着実に走っており、近2走は不良馬場の鞍馬Sで0秒4差3着、ハンデ57.5キロだった前走・CBC賞で0秒4差3着と好走を続けている。そこから中9週とまたひと息入れ、【4.2.0.2】と好相性の阪神芝で行われるセントウルSに進むのは予定通り。
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8月8日に栗東へ帰厩。10日の初時計で坂路ラスト2F13秒3-12秒8(馬なり)とスッと加速できたあたり、牧場での過ごし方はかなり順調だったようだ。以降はいつも通り坂路オンリーで入念に調整。23日に4F51秒5(一杯)、そして1週前追いとなる31日には自己ベストを更新する4F50秒5(一杯)をマークするなど順調そのものだ。
【最終追い切り】レース当週の追い切りには岩田望騎手が騎乗。先週までで負荷は十分掛かっているので、今週は鞍上との意思疎通を深めるような、馬なり・単走調整に留まる。まったく楽な手応えを保ちつつも馬場の真ん中をブレなく集中して走り、手前を替えてからの加速も抜群だった。
【見解】いつも良く見せるタイプの馬ではあるが、今回はことのほか動いており、放牧休養によるリフレッシュ効果がかなり感じられる。脚元の状況に関してもまったく問題ないようで、攻めの負荷も意欲的。脚元の問題から一戦必勝で臨んでくる馬だけに、おそらくここから中2週のスプリンターズSでどうこうなるとは考えていないはず。他有力馬がGIを見据えた仕上げなら、逆転の可能性十分だ。
総合評価「A」
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著者プロフィール
西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター 競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。



















