日本代表(FIBAランキング36位)は「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」を3勝2敗で終了。目標に掲げていたア…

 日本代表(FIBAランキング36位)は「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」を3勝2敗で終了。目標に掲げていたアジア勢1位での「2024年パリオリンピック」出場権獲得を達成した。本記事では日本代表選手の主要スタッツを紹介する。

 主要スタッツの2つ目はアシスト。河村勇輝(横浜ビー・コルセアーズ)がダントツの1試合平均7.6アシストをマークした。22歳のポイントガードは初戦のドイツ代表(同11位)で3アシストを挙げるにとどまったが、第2戦のフィンランド代表(同24位)戦ではベンチから25得点に9アシストと躍動。格上のオーストラリア代表(同3位)戦では18分の出場で7アシストを記録すると、17-32位決定ラウンドでも11アシスト、8アシストと役割を全うし、日本代表を勝利に導いた。

 2位もポイントガードを本職とする富樫勇樹(千葉ジェッツ)。河村の台頭で1試合平均15分と限られたプレータイムだったが、オーストラリア戦の7個を含めた計17個のアシストでチームメートの得点をお膳立てした。3位は同2.2アシストの馬場雄大。得点とリバウンドでチームトップのジョシュ・ホーキンソン(サンロッカーズ渋谷)は同2.0アシストで万能ぶりを披露した。

 5位の吉井裕鷹(アルバルク東京)はドイツ戦、カーボベルデ代表(同64位)戦でともに3アシスト。比江島慎(宇都宮ブレックス)は5試合中3試合で複数アシストを記録した。

■「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」 日本代表アシストランキング(上位5人)

1位:河村勇輝 7.6アシスト

2位:富樫勇樹 3.4アシスト

3位:馬場雄大 2.2アシスト

4位:ジョシュ・ホーキンソン 2.0アシスト

5位:吉井裕鷹、比江島慎 1.6アシスト

【動画】河村勇輝 25得点9アシストを挙げたフィンランド戦ハイライト