第26回ITTF-アジア卓球選手権大会(9月3~10日/韓国・平昌) 8日、女子シングルス3回戦で平野美宇(木下グループ/世界ランク14位)がヤン・ハウン(韓国/同67位)をゲームカウント3-1で下し、4回戦に進出した。29歳のヤンは世界卓…

第26回ITTF-アジア卓球選手権大会(9月3~10日/韓国・平昌) 8日、女子シングルス3回戦で平野美宇(木下グループ/世界ランク14位)がヤン・ハウン(韓国/同67位)をゲームカウント3-1で下し、4回戦に進出した。

29歳のヤンは世界卓球2015混合ダブルス金メダリスト。だが国際大会の対戦成績は平野の4勝1敗と、相性のいい相手だ。

まず平野は縦の変化サーブから得意のバックハンドの打ち合いに持っていき、適宜フォア側を突く。第1ゲームは10-6から3本粘られるが、11-9で先制する。


ヤン・ハウン Photo:Itaru Chiba

2ゲーム目は3-5とビハインドを背負うも、平野はフォアハンドを軸に11-7と逆転で奪い、第3ゲームも4-2とするが、バックハンドを広角に放つヤンに5連続失点などで8-11で取られる。

だが第4ゲームは平野が一気の攻勢で5-0までリード。「ハリケーン」と称される鋭い攻撃を浴びせて11-4で奪い、勝利した。

次戦は世界ランク4位の陳幸同(中国)と対戦する。


平野美宇 ヤン・ハウン Photo:Itaru Chiba

<アジア選手権 女子シングルス3回戦>
平野美宇 3-1 ヤン・ハウン(韓国)
11-9/11-7/8-11/11-4