テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は6日に男子シングルス準々決勝が行われ、第1シードのC・アルカラス(スペイン)が第12シードのA・ズベレフ(ドイツ)を6-3, 6-2, 6-4のストレートで下し、2年…

テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は6日に男子シングルス準々決勝が行われ、第1シードのC・アルカラス(スペイン)が第12シードのA・ズベレフ(ドイツ)を6-3, 6-2, 6-4のストレートで下し、2年連続2度目のベスト4進出を果たした。試合後、アルカラスは優勝を争う第2シードのN・ジョコビッチ(セルビア)との対戦について「近づいている」と述べた。
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20歳のアルカラスは昨年の全米オープンで優勝を飾っており、今大会は2004年から2008年まで同大会5連覇を成し遂げた元世界ランク1位のR・フェデラー(スイス)以来となる全米オープン連覇を狙っている。
迎えた今大会、アルカラスは快調に勝ち進み、2020年の同大会準優勝者でもあるズベレフとの顔合わせとなった準々決勝に臨んだ。
第1セット、アルカラスはファーストサービス時に75パーセントの確率でポイントを獲得しズベレフにブレークを与えず、リターンゲームでは第8ゲームでブレークを奪い先行する。
続く第2セット、アルカラスの勢いはさらに増し11本のウィナーをズベレフから奪うと2度のブレークに成功。サービスゲームでは一度もブレークポイントをズベレフに与えず、一気に2セットアップとする。
第3セット、3度のブレークポイントをしのいだアルカラスは第9ゲームでブレークを果たすと、このリードを守り切り準決勝進出を果たした。
試合後の会見でアルカラスは「ストレートで勝つことが出来てよかった」と述べた。
また、優勝を争う第2シードのジョコビッチとの対戦が近づいていることについても口にした。
「明らかに大会の始めよりも近づいているね。決勝戦で当たる可能性まであと1試合だ。ここニューヨークでノヴァーク(ジョコビッチ)と決勝戦ができたら最高だけど、お互いに本当に厳しい準決勝を控えているから、どうなるだろうね」
「でも僕ら2人とも、決勝の可能性を探っているのは明らかだよ」
さらに昨年に比べ自身が成長したとも語った。
「(1年前に比べ)成熟したと思う。 去年から大きく成長した。 去年はグランドスラムで初めての準決勝に臨んだ。 今は4回目だ」
「全く違う選手になった気がするよ。もっと大人になった気がする。プレッシャーにもうまく対処できるようになった」
「僕は違う人間で、違う選手になったような気がするね」
勝利したアルカラスは準決勝で第3シードのD・メドベージェフと対戦する。メドベージェフは準々決勝で第8シードA・ルブレフをストレートで下しての勝ち上がり。
一方のジョコビッチは、準決勝で世界ランク47位のB・シェルトン(アメリカ)と対戦する。
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