テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は5日、女子シングルス準々決勝が行われ、第20シードのJ・オスタペンコ(ラトビア)は第6シードのC・ガウフ(アメリカ)に0-6, 2-6のストレートで敗れ、大会初のベス…

テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は5日、女子シングルス準々決勝が行われ、第20シードのJ・オスタペンコ(ラトビア)は第6シードのC・ガウフ(アメリカ)に0-6, 2-6のストレートで敗れ、大会初のベスト4進出とはならなかった。試合後の会見でオスタペンコは大会の日程に不満を露わにした。
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2年連続7度目の全米オープン出場となった世界ランク21位で26歳のオスタペンコ。今大会、1回戦で世界ランク35位のJ・パオリーニ(イタリア)、2回戦で同66位のE・アバネスヤン、3回戦で同73位のB・ペラ(アメリカ)を下し16強入り。
4回戦では第1シードで昨年大会女王のI・シフィオンテク(ポーランド)を3-6, 6-3, 6-1の逆転で下し8強入り。同試合はナイトセッションの第2試合に組まれており、試合終了時刻は現地時間0時頃となっていた。
準々決勝で19歳のガウフと対戦したオスタペンコは第1セット、ファーストサービスが入ったときのポイント獲得率が25パーセントに留まり、15本のアンフォーストエラーを犯すなど開始からミスを連発。1ゲームも取ることができず20分で先行される。
続く第2セット、オスタペンコは第1ゲームでブレークを許すも直後の第2ゲームでこの試合初のブレークバックに成功。徐々に調子を取り戻しブレークチャンスを握るも活かせず。ガウフに2度のブレークを許し、わずか1時間7分で力尽きた。
試合後の会見でオスタペンコは「今日はあまりいい試合ではなかった。世界1位を倒した後、朝の5時くらいに寝た。7~8時間くらいは眠れたけど完全に回復しないわ。昨日は一日中、エネルギーを使った。今日は目覚めも気分も良くなると思ったんだけど正直なところ、あまり良くならなかった」とコメント。
「肉体的な疲れはあまり感じなかったけど、あの夜から回復できなかったような気がするわ。さっきも言ったけどホテルに戻ったのが午前2時頃で、3時に寝ようとしたけどアドレナリンが出ていて寝付けなかった。朝の5時か6時に寝ると回復するのに2、3日かかる」
続けてスケジュールについてオスタペンコは不満を露わにした。
「深夜に試合をした場合、少なくとも同じ時間かそれ以降に試合をしなければならない。回復する時間があまりないからね。だから、彼女(ガウフ)にとっては良いスケジュールだったと思う。私がナイトセッションをプレーした日、彼女はもっと早い時間にプレーしていたからね」
「私はてっきり(準々決勝は)ナイトセッションに組まれると思っていた。そう言われたからね。でも、スケジュールが発表された時、私は最初の試合に出場することを知った。少し変なスケジュールだなと驚いたわ」
なお、勝利したガウフは準決勝で第10シードのK・ムチョバ(チェコ)と第30シードのS・シルステア(ルーマニア)の勝者と対戦する。
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