ウィンブルドンの戦いを終えた錦織圭(日清食品)が一時帰国し、都内で株式会社「LIXIL」の記者会見に出席。同社とグローバル・パートナーシップ契約を結ぶ錦織は、ユニバーサル社会の実現に向けたLIXILの公式アンバサダーに就任することが発表さ…

 ウィンブルドンの戦いを終えた錦織圭(日清食品)が一時帰国し、都内で株式会社「LIXIL」の記者会見に出席。同社とグローバル・パートナーシップ契約を結ぶ錦織は、ユニバーサル社会の実現に向けたLIXILの公式アンバサダーに就任することが発表された。

 LIXILは「東京2020」のゴールドパートナーで、ユニバーサル社会の実現へ貢献していくために活動する

「リクシル すすめる、ユニバーサル。」の公式アンバサダーに錦織を迎えた。

 公式アンバサダーに就任した錦織は、「世界を転戦する身として様々な環境でプレーしてきました。その中で、ユニバーサル社会という様々な人に適した環境が必要だと思っていて、自分も少しでもお手伝いできれば光栄です。世の中に広めていけるようにしていきたい」とコメントした。

 会見の席で錦織は体調について、「まったく問題ないです。ウィンブルドンが終わって少し日本に帰って、練習をしたり、リラックスして過ごしています」と近況を語った。

 また、テニスの話題では、これから始まる錦織が得意とするハードコート・シーズンについて、「アメリカ、カナダの夏のシーズンをとても楽しみにしています。ハードコートでしっかり自信を戻して、いいプレーをして、全米オープンには万全の状態で臨みたい」と夏のシーズンを見据えた。

 この日から「LIXIL錦織チャレンジ スポーツ施設サポートプロジェクト」がスタート。2017年度の公式戦勝利数と同数のシャワー製品「シャワー・ド・バス」または「アクアネオ」を、特設WEBサイトより応募のあったスポーツ施設の中から選考して寄付するという。

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(写真)子供たちと触れ合う錦織と船水(左)

 会見終了後は、テニスコートへ移動。車いす女子テニスの船水梓緒里(エイベックス)が品川区立台場小学校の児童24人と競技用車いすを体験するイベントにサプライズゲストとして登場した。

 笑顔を見せながら「股抜きショット」や「エアK」を披露したり、子供たちと打ち合うなど触れ合った。船水には「ナンバーワンを目指して頑張ってください」、子供たちには「みんなも夢に向かって頑張って」と言葉をかけて締めくくった。(テニスマガジン/Tennis Magazine)