今回は女子背泳ぎの亀井涼子(スポ2=東京・淑徳巣鴨)、柴田菜摘(商1=東京・早実)、自由形の二宮歌梨(教1=東京・早実…

 今回は女子背泳ぎの亀井涼子(スポ2=東京・淑徳巣鴨)、柴田菜摘(商1=東京・早実)、自由形の二宮歌梨(教1=東京・早実)の三人から話を伺った。インカレ(日本学生選手権)に向けての思いを聞く。

※この取材は8月20日に行われたものです。掲載が遅くなり申し訳ありません。

私たちが普段やってる試合とは全然違う(二宮)


二宮は世界選手権を現地で観戦し、大きな刺激を受けたという

――柴田選手の紹介を亀井選手と二宮選手からお願いします

亀井 柴田さんは地元が埼玉で一緒なので、中学生ぐらいの時から一緒にレースに出たことがあったり、関わりがあったんですけど、いい意味で全然昔と変わらないまま大学生になってて。すごく真っすぐで明るくて、周りも笑顔にしてくれる人だと思います。

二宮 柴田さんは高校が一緒で、高校生の時からすごく仲いいんですが、普段はすごいおっとりしてて穏やかでっていう印象と、喋ったらすごい盛り上がって楽しいです。その場を和ませてくれる存在だなって思います。。

――紹介を聞いてどうですか

柴田 まあ確かにいつも話す時とかはみんなでよく盛り上がったりするので、合っているのかなとは思います。

――では二宮選手の紹介をお願いします

亀井 二宮さんとは大学生になってから初めてお話したんですけど、私自身は勝手に結構昔から知っていて、 フリーのこの1個下の年代とか、なんなら日本のトップで戦っていてずっとすごいなと思っていたので、大学に入ってきてくれた時はすごく嬉しかったです。二宮さんの持ってる元気とかを私ももらっているので、 もっと仲良くなれたらなと思ってます。

柴田 二宮さんは高校が一緒でお話したりする機会が多くて仲良くさせてもらっているんですけど、 普段はなんかすごい天然で。素で変なことや面白いことをして、いつも笑わせてくれるんですけど、いざ水泳のことになるととんでもないことやすごく難しいことを当たり前のようにするので尊敬してます。水泳の面では。

――今の紹介を聞いてどうですか

二宮 素直に嬉しいです。やっぱり大学の水泳って高校とかと違って、今までと違うところも多いんですけど、そう言ってもらえてもっと頑張ろうと思いました。

――では亀井選手の紹介をお願いします

二宮 私も涼子さんと初めて大学で話したんですけど、私も前から存じ上げていて。

亀井 えー嬉しい!

二宮 レース自体は生で見たことはなかったんですが、初めてレース見た時に水中動作がすごい上手で、刺激をもらって、しかも話していても、すごく優しい先輩です。

柴田 亀井さんは中学の頃から仲良くさせてもらっているんですけど、普段は本当に優しくて、いつもおっとりしてて、ニコニコほわほわしてる先輩なんですが、いざレース前になるとめっちゃ負けず嫌いで、もう絶対負けないみたいなオーラがすごくて(笑)、1本1本のレースを大事にしたりしているので、すごい尊敬してます。

――今ハマっていることはありますか

亀井 結構前から私K-POPが好きで、最近は女の子のアイドルのステージ映像とかを見るのがすごい好きです。自分とは違う世界の人すぎて、なんというか見てて幸せな気持ちになるので、いいリフレッシュになっているかなと。

――好きなグループがあったりするんですか

亀井 めちゃくちゃ詳しいってわけじゃないんですが、最近はルセラフィムが好きです。ビジュアルとかもそうなんですけど、歌とかダンスとか、あと、日常の様子を撮ったビデオとかがあるんですけど、そういうのを見て癒されるので。

二宮 趣味みたいな感じになっちゃうんですけど、お買い物がすごい好きです。最近は服をよくいろんなところに見に行ったりするんですけど、冬はたくさん重ね着するからいろいろな服が着れるんですが、夏はできるだけ薄着でどれだけ良く見せるかみたいな感じなので。本当に4時間とかかけたりして、いろんな服を見たりするのが楽しいです。買う日もあれば買わない日もあるんですけど、お店に行ってこれかわいいって見るのにハマっています。

――これは買って良かったというものはありましたか

二宮 最近は刺繍にハマっていて。ちょうちょの刺繍が入ったボトムスを買って、お気に入りです。

柴田 私は最近いろんなコンビニのスイーツを食べるのにハマっています。コンビニに行くと必ずスイーツのところを見て、クレープとかプリンとか色々置いてあるんですけど、新しいの出てる! とか、このクレープ美味しそう! とか見ています。最近はちょっと痩せなきゃいけないので買うのを控えてるんですが、一時期はコンビニ入ったら必ず1個買うぐらいのペースで、買っては甘いもの食べてを繰り返して、散策してます。

――コンビニスイーツがお好きなんですね

柴田 もともと結構甘いものが好きで、最近のコンビニスイーツって、なんかもうすごいじゃないですか、発達して進化していて。前々から結構甘いものを食べるっていう意味で、コンビニのスイーツは昔からよく見ています。

――世界水泳で印象に残った場面はありますか

亀井 私は競泳もちゃんと見ていたんですけど、レベルが違いすぎて決められなくて。ただアーティスティックスイミングの方で1年生の時に同じクラスだった和田彩未(スポ2=長野・上田西)さんが出場していて、本当に普段と演技している時のギャップがあって、演技している時のかっこいい姿を見ていました。種目は全然違うんですけど、自分も頑張らなきゃと思いました。

二宮 私は所属してる東京ドームから二人選手が出ていて世界水泳を生で福岡に見に行きました。テレビで見る日も、会場に行く日もあったんですが、テレビで見るものとは会場に行くだけで全然雰囲気も違うし、選手一人一人のレースも本当に全部刺激的で。全然決められないんですけど、会場に行った時の雰囲気と日本代表の選手がたまに外にいたりして交流をしていたんですけど、雰囲気と覇気がもう私たちが普段やってる試合とは全然違うところが、やっぱり刺激になりました。

柴田 私の場合は毎日テレビで見てた感じになるんですけど、一番印象的だったのは、競泳の鈴木聡美さんの 14年ぶりのベストのレースです。予選だったんですが、ニュースで聞いた時にすごいびっくりして。普通に私たちの年齢とかでもベストを出すには、かなりの努力をしないとベストを出すのが厳しい中で、あの年齢で14年ぶりにベストを出したのは本当にすごいなと思って、とても刺激を受けました。

素人同然な感じなのですが、それが伸びしろでもある(柴田)


大学から背泳ぎに挑戦している柴田

――今季の振り返りをお願いします

亀井 今シーズンは結構自分の中では苦しいシーズンだったと思っていて、去年の12月に自分のパーソナルベストを出して以来、ずっと100メートル背泳ぎでベストプラス2秒とか、ベストからかけ離れたタイムでしか泳げずに、メンタル的にもしんどくて。ですが合宿があった時に、周りの先輩のインカレにかける気合とか練習の取り組み方がやっぱり違うなと思って、そこから自分も刺激を受けました。最近はだんだん調子も上がってきてるんですけど、今までのシーズンとしては割と苦しい時期が多かったかなと思います。

二宮 私も割と納得いかないというか、あまり思い通りに行かないシーズンでした。私は去年の7月に自己ベストを出してから、1年間自己ベストが出ない状態で、そんなに頻繁に自己ベストが出るっていうタイプではないんですけど、本来なら夏ちょっと前ぐらいに自己ベストが出て、いい雰囲気で夏を迎えるというのが、私のルーティンみたいな感じだったんです。それがちょっと今年はうまくいってなくて。なの合宿で普段と違った泳ぎを重点的にやってきました。インカレでは今までと違った流れではあるんですけど、新しい挑戦として結果を楽しみにしたいなという感じです。

柴田 私は今回のシーズンは1年生だし、もともと違う種目を自由形をやっていて、今年の4月ぐらいから背泳ぎに転向したので、とにかく色々挑戦しようというのをテーマにシーズンを過ごしていました。いざ背泳ぎに転向して練習を本格的に始めてみると、そうそう簡単にはうまくいかないなっていうのが本音です。去年まではちょっとレースに出てみて、背泳ぎがポンって記録が出て楽しいってなっていたものが、やっぱり本格的にやってみるとそんなに簡単には伸びなかったりして、うまくいかなくて苦しいレースも何回かありました。でもまだまだ技術的な面だったり練習面でできることはあると思うので、インカレに向けて最後の調整をしっかりやりつつ、楽しむことを忘れずに、このシーズンは最後まで挑戦し続けてやり抜きたいなと思っています。

――自由形から背泳ぎに転向したきっかけは何だったのでしょうか

柴田 そもそも私高校生で水をやめようと思っていたんです。本当はやめようと思っていたんですけど、コーチに背泳ぎとかもあるしやってみることは色々あるんじゃない? って言われて。じゃあ大学では記録もあんまり伸びてなかった自由形を一旦やめて、背泳ぎに切り替えてやってみようという気持ちで背泳ぎにしました。

――二宮選手と柴田選手は大学生としての生活には慣れてきましたか

二宮 高校生とは全然違う生活リズムになって、高校生の時は毎日1限から学校に行かなきゃいけないので朝練はなかったんですが、大学生になって朝練が始まると、授業の数は高校生の時より少ないんですけど、朝練行って、学校行って、また午後に練習してとなると、やっぱり体力的にきついところもありました。大学生になったというステップを踏んだことで、体が退化したみたいなふうに感じてしまう部分があって、最近ちょっと疲れるなみたいなことが多いんですけど、大学自体は全然すごい楽しくて、エンジョイしてる感じです。

柴田 私も同じく大学生になって朝練があって、練習行ってから学校に行く感じになり始めたんですけど、私もともと朝がすごく苦手なので、朝早起きして練習してそこから授業っていうのは本当に辛くて、なんか授業中もよく寝ちゃったりしていました。生活面では授業数が少ない分自分の時間を持てるようになって、水泳に集中できる時間も増やせたし、プライベートも結構充実させられたかなと思ってます。

――早稲田に進むことを決めた理由は何でしたか

二宮 正直な流れを言うと、高校が早稲田実業でそのまま上がってきたかたちにはなるんですが、早稲田大学の水泳部は昔から伝統ある大学の水泳部なので、入る前に体験みたいなことをすることはなかったんですけど、実際入ってみると優しくていい先輩ばかりで、あの、素晴らしいと思います(笑)。

柴田 私も同じく早稲田実業だったので高校から必然的に早稲田大学に入学することが決まってたんですが、高校を早稲田実業に選んだ理由としては、私も早稲田のみんなが必死に努力する感じの雰囲気が好きで、もともと早稲田は気になっていたので高校に入りました。水泳は続ける気があまりなかったので、水泳部を見て決めたとかではないんですけど、本当にいい先輩ばかりでみんな親しくて、話しやすくて、練習もしっかり全力で取り組んでいて、今は本当に早稲田の水泳部で良かったなと心から思っています。

――亀井選手に伺います。学年が一つ上がって同じ種目に後輩もできましたが、気持ちの面で変化はありますか

 柴田さんがもともと自由形だったんですけど、背泳ぎに入ってきて、本当のこと言うと恐ろしくてしょうがない(笑)。本人はまだ苦しい部分があってという、それももちろんわかるんですけど、私から見たら本当に伸びしろがあるなと。まだまだこうすればもっと早くなるのにっていう部分は全然あるので、この間はスタートの練習を一緒にしたりとかしたんですけど、もともと自由型もあれだけ力がある柴田さんなら背泳ぎでもこれからどんどん活躍してくると思います。私も悔しいけど、負けてられないなっていう気持ちがありますし、柴田さんが伸びてくれること自体は、私もすごく嬉しいです。頼りになる後輩がいるっていいなという気持ちもあるかな。怖いなっていう気持ちと、あも、まだ伸びてきてほしいなっていう気持ちは両方ある感じがします。

――今重点的に取り組んでいる課題はありますか

亀井 私は技術的な部分もたくさん課題があるのですが、今年はメンタルの部分を強化しようと思っています。最近結構大きな大会で結果が残せていなくて、その理由として周りに惑わされてしまったりとか、順位を狙いすぎて自分の泳ぎができていないということがあって、それが練習にも現れてしまっていました。なので自分が大会で自信を持って取り組めるように、練習をとにかく頑張って自信をつけることが今自分の課題だと思っているので、そこを重点的に取り組んでいます。

二宮 私もメンタルの部分を、それをどうにかするというよりは、自分の所属するチームがすごいレベルの中で自分が一番年下なんです。先輩たちはみんなすごいレベルの高い選手で、自分は中学生ぐらいまでは順調に伸びていたんですが、そこから伸びてなくはないけど坂がすごい緩やかになってしまって。そこで劣等感みたいなものを感じるようになってから、自信を持ってレースに臨むとか自分の強い主張をレースに表すということが少なくなりました。そうすると練習だけじゃなくて、練習に向かう姿勢とか、自分の生活の基準みたいなものも、ゆるっとした感じのリズムになってしまっていたので、そこをちゃんと芯から正して、生活とか練習とか全てのことがレースの結果につながるよということで、全てのリズムを整えるところを最近は重点的に行っています。

柴田 私は正直始めたばっかりで、技術的な面でまだまだ未熟で素人同然な感じなのですが、それが伸びしろでもあるので。さっき亀井さんが言っていたと思うんですけど、合宿で亀井さんにスタートを教えてもらったり、あとはターンだったり、バサロキックだったり、そういう技術的な面で結構劣っている部分が多いので、まずはそういう部分を重点的に直して、少しでも他の背泳ぎの選手と同じようなレベルに立てたらなとは思っています。

自信を与えられるようなレースを(亀井)


今季は大きな大会で結果が出ず苦しんだという亀井

――改めてインカレでの出場種目と目標を教えてください

亀井 私は100メートルと200メートルの背泳ぎと、メドレーリレーに出場することになります。200メートルは私の苦手な分野なので、とりあえずA決勝に残れるように狙っていくのと、100メートルの背泳ぎは自分の得意種目で本命なので、もちろん順位にこだわりたいし、優勝できるならもちろんしたいですし、その実力もあると思うんです、今の時点では。ただ、そこにこだわりすぎると、多分いつもと同じように失敗が起きてしまうので、自分のレース、具体的には1分00秒台を狙って、それで順位がついてくればいいかなと思います。

二宮 私は個人では100、200の自由形で、このままだと多分リレーも含めて三つ出場することになると思います。まず個人では、今の暫定のランキングが、200が5番で100が6番ぐらいだと思うんですけど、そこからまず絶対に落としたくないというのと、あとは結構接戦というか僅差で選手がたくさん入ってるので、その接戦を勝って表彰台に乗れたらなと思います。リレーでは1年生なので先輩と組むことになるんですけど、絶対に足を引っ張らないように順位を一つでも上げて、貢献したいと思います。

柴田 私は亀井さんと一緒で100メートルと200メートルの背泳ぎに出場します。あとはもしかしたら予選だけ4×100メートルのフリーリレーに使われるのかなっていう話が出ているところです。リレーはとりあえず足引っ張らないようにするっていうのと、個人では、まず200メートルはそもそもまだまだ経験不足というか場慣れをしてないところがあるので、もちろんA決勝に残れたらいいんですけど、とりあえず2本泳ぐというのを目標にしてB決勝だとでも残って、2本泳げるように頑張ります。100メートルは今年一番力を入れている種目なので、今ランキングとしては9番ぐらいで、ギリギリA決勝を狙えるか狙えないかぐらいのラインにいるので、そこはしっかりインカレで1回自己ベストを出して、A決勝にしっかり残って、全国で戦えるようにしたいなと思います。

――亀井選手は昨年インカレに出場されましたが、大会中印象に残っていることはありますか

亀井 私は去年4×100メートルメドレーリレーに出場させてもらって、結果的に自分も自己ベストを出して、メンバーの先輩方もとても疲れてる中でもとてもいいタイムで2位になることができて、とてもいい思いをさせてもらったんですね。それが印象的で、あのベストはその時より今は速いんですが、それでも今までで一番楽しかったですし、嬉しかったレースということで覚えています。自分の個人のレースの決勝の前に、100メートルの男子の自由形があったんです。田中大寛(スポ4=大分・別府翔青)さんと須田(悠介、スポ4=神奈川・湘南工大付)さんが決勝で戦われていて、招集所でその映像が見られるんですけど、すごい緊張している中でもその映像を見た時に、自分もとても勇気づけられた記憶がありました。みんながチームの目標のために戦っていく姿っていうのは、印象的でした。

――4年生との思い出に残っているエピソードはありますか

柴田 4年生の女子の先輩に今牧まりあ(スポ4=長野・飯田)さんがいるんですけど、なぜか結構試合とか練習でお話しする機会が他の4年生よりも多くて。試合で一緒に応援する時とか、いつも優しく菜摘ちゃん今日も元気だねみたいに言ってくれたり、とにかく優しいんです。今牧さんが4年生の先輩で本当に良かったなと思ってます。

二宮 4月の日本選手権の時に、私は学外練習だったしまだ合同練習もない状態で、4月の頭に選手権があったので、早稲田大学の水泳部のところにご挨拶をしに行ったんです。本当に初めましての状態で私結構緊張していて、自分の日本選手権の結果も全然良くないし、結構メンタルボロボロだったところに、直接的ではなく東京ドームの先輩に、4年生の須田さんが私が泣いてるのを聞いたのか見たのか分からないですけど、私のことをギャン泣きギャルみたいなことを言ってて。その次の試合でうまくいかなかった時に、また泣いてるのを見つけられたのか分からないですが、「ギャル、また泣いてる」みたいにすごい面白くいじってくださったんです。泣いている時はしんどかったんですけど、須田さんがそうやっていじってくれて、本当に応援してくれているのも伝わるし、毎回そうやって気分を明るくさせてくれるのが、須田さんはどう思ってそれを言ってるのかわかんないですけど(笑)、私はすごい元気になる感じがして、嬉しいです。

亀井 4年生の方と練習とかで会うことも多くて選べないんですけど、やはり私もまりあさんの話を挙げたいです。まりあさんには一番よくご飯に連れてっていただいたりとか、いるだけで周りが和やかになるというか、緊張していても姿を見るとなんか安心するっていう部分はとてもあって。水泳の話とかだけじゃなくいろんな話をさせてもらったんですけど、人としても水泳選手としても本当に尊敬できる人だなとおもいます。

――自分以外で早大の注目選手は誰ですか

二宮 私の注目してほしい選手は、3年生の松本(信歩、スポ3=東京・東学大付)選手です。本当に彼女は昔から実力者でレースは本当に強くて、中国でユニバーシアード(ユニバーシティゲームズ)の試合が行われてたんですけど、リレーとか本当にフル回転で出場していました。ずっとレース見ていたんですが、タイムのアベレージが全部速くて、彼女は個人メドレーの選手でバタフライもやっているんですけど、フリーリレーで本当にすごい速いタイム、自己ベストから1.5秒ぐらい速く100メートルで泳いでいました。関カレ(関東学生選手権)のリレーでは(松本選手は)いなかったんですが、インカレでは松本選手がリレーに入ってきてさらに順位も上がると思うし、個人で2連覇中なので、それの3連覇を見るのがすごい楽しみです。

亀井 4年生の先輩方が、最後のインカレで実力を出すというところはもう分かっているので、あえて同期の原空輝(スポ2=東福岡)を挙げたいんです。去年は結構怪我とかで苦しんでいてタイムがあまり伸びていない印象だったんですが、最近になってきてなんかえげつないタイムで泳いできて、本当にかっこいいなって思う部分がとてもあります。インカレでもその最近のいい流れを持ってきてくれると思うので、期待しています。

柴田 私は主将の田丸(敬也、スポ4=大阪・太成学院)選手に注目してほしいです。彼はチームの主将として、練習中だったり試合の時もいつも中心になって盛り上げてくれて、人として尊敬できる部分すごいあります。またレースでも最近調子上げていて、関カレでは大ベストを出して表彰台に上っているので、インカレが最後のレースで懸けている思いが強いと思うので、主将として最後まで泳ぎきる姿に期待したいです。

――今回のインカレへの思いを一言で表すならどんな言葉を選びますか

二宮 水泳部のインスタグラムのカウントダウンでも同じことを言ったんですけど「結果が全て」かなと。選手一人一人みんないい思いも大変な思いもいろんな思いがあって、いろんな 苦闘があってレースに臨むと思うんですが、その過程っていうものはレースだけ見たら関係ないというか、見られないものなので、やっぱり結果が全てだと思います。表彰台に乗れればそれは表彰台に乗った人だし、乗れなかったら乗れなかった人で、優勝したら優勝した人だし、それ以外だったらそれ以外みたいな感じで私は思っています。なのでレースに臨む気持ちを誰よりも強くもって、自分が納得できるレースができて自分が納得するのが一番いいんですけど、やっぱり私は見栄えを大事にしたいなと思ってるので、やっぱり結果が全てのレースが大事かなと思っています。

亀井 「自信」にしたいと思います。最近は自分に自信が持てるようなレースをするために取り組んでいて、二宮さんが言ってたように結果はもちろん大事で、結果が全てなんですけど、そのレースの結果、タイム、順位によって自分の今後に自信が持てるようになったりすると思います。インカレはチーム戦なので周りにも、これだけ頑張ってきたんだからできるんだという自信を与えられるようなレースをしていきたいと思います。

柴田 私もインスタグラムで発表した自分の目標を言わせていただくんですけど、「ダークホースになる」っていうテーマでいきます。1年生ということもあるし、自由形から背泳ぎに転向したということもあるので、背泳ぎとしての柴田菜摘は誰にもまだ知られていない部分があるので、ここで一発いいタイムを出してかまして、誰だこいつ誰だこいつって(笑)。番狂わせ的な存在になれればなって思っています。

――自身の注目ポイントを教えてください

亀井 私は主に100メートルのレースになるんですが、前半からとターンした後のバサロが昔から特に練習してきている部分で、自分の強みだと思っているので、前半から速いタイムでいい順位でターンして、その後15メートルギリギリまで潜って、周りの選手を引き離す場面があるんですけど、そこに注目してもらいたいです。

二宮 強みというよりは、どちらかというとレースのタイプとしては後半型の選手なんですけども、後半が特別強いっていうわけでもなく前半もそんなに速いっていうわけでもないんですけど、後半みんながバテて疲れてきたところで、私はバテないでそこを耐えることができるっていうレースになると思います。あとは泳ぎが大きいのが特徴で、みんな速く回すところを私も速く回しているつもりなんですけど、ゆっくりいっているみたいなので大きな泳ぎに注目してもらえたらと思います。

柴田 私の場合一番きつくなってきた最後の15メートル辺りから、私は耐えることができるのかなと自分では思ってるので、最後の粘りに注目してほしいのと、レース自体をいつも生き生きと楽しんでいることが多いので、楽しそうにレースしてるところに注目していただけたらなと思います。

――インカレに向けて意気込みをお願いします 

亀井 私は2年生になってもう初めてのインカレはないので、その苦しさとかもちろん楽しさも知っているんですけど、その経験を踏まえて私もチームにいい流れを作れたらなと思います。

二宮 正直不安なことも多いですけども、まず楽しまないといけないなっていうのと、結果が全てというところで。この後の自分の水泳について、ちゃんと意味があるようなレースができたらいいなと思います。

柴田 私は1年生ですし背泳ぎも初めてなので、いろんな初めてを全部全力で楽しみ尽くせたらなと思っています。

――ありがとうございました!

(取材・編集 新井沙奈)

◆亀井涼子(かめい・りょうこ)

166センチ。東京・淑徳巣鴨高出身。スポーツ科学部2年。穏やかな口調で話す言葉からも、静かな闘志がうかがえる亀井選手。その泳ぎで、自分とチームの自信がつくインカレとなることでしょう!

◆柴田菜摘(しばた・なつみ)

174センチ。東京・早実高出身。商学部1年。柴田選手も二宮選手と一緒に須田選手からギャルと言われたことが、衝撃的だったそう。挑戦づくしの今季のインカレを全力で戦う柴田選手に注目です!

◆二宮歌梨(にのみや・かりん)

173センチ。東京・早実高出身。教育学部1年。にこやかな表情で質問に答えてくださった二宮選手。初めてのインカレでも貪欲に結果を求めていく姿に、期待が高まる対談となりました!