8月30日、「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」の1次ラウンド・グループCの最終戦がマニラで行われ、優勝候補筆…

 8月30日、「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」の1次ラウンド・グループCの最終戦がマニラで行われ、優勝候補筆頭のアメリカ代表(FIBAランキング2位)が110-62でヨルダン代表(同33位)に勝利。得失点差も+103まで増やす圧巻の3連勝で、9月1日から始まる2次ラウンドへ弾みをつけた。

 試合前時点で2次ラウンド進出を決めていたアメリカは、過去2戦に先発出場していたミケル・ブリッジズ、アンソニー・エドワーズ、ジェイレン・ブランソン、ジャレン・ジャクソンJr.の4人と、今大会初先発のジョシュ・ハートをスターター起用。

 試合開始早々から8-0のランでスタートダッシュを決めると、第1クォーターと第2クォーターで31得点ずつ挙げ、前半終了時点で62-33と圧倒。後半もリードを拡大し続け、最終第4クォーター残り3分で100得点の大台に乗せる圧勝だった。

 アメリカは大会前からMVP候補に挙げられていたエドワーズが最多22得点を挙げたほか、ブランソンとジャクソンJr.、ボビー・ポーティスが2ケタ得点をマーク。ベンチメンバーが計55得点を挙げるなど、ロスター12名がバランスよくタイムシェアしながら得点を重ねた。

 今大会のアジア最上位に与えられるパリオリンピック出場権を日本と争うヨルダンは1次ラウンド3連敗となり、得失点差も-77まで膨らむ苦しい状況。こちらは17-32位決定ラウンドでエジプト代表(同55位)とメキシコ代表(同31位)と対戦することが決まっている。

■「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」1次ラウンド グループC(@マニラ)試合結果

アメリカ代表 110-62 ヨルダン代表

USA|31|31|25|23|=110

JOR|12|21|16|13|=62

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