8月28日、開催中の「FIBA バスケットボールワールドカップ2023」で出場全チームがグループステージ2試合を消化。日本代…

 8月28日、開催中の「FIBA バスケットボールワールドカップ2023」で出場全チームがグループステージ2試合を消化。日本代表(FIBAランキング36位)も格上のドイツ代表(同11位)、フィンランド代表(同24位)と対戦し、フィンランドに大金星を挙げて1勝1敗としている。

 2試合を終えた8月29日現在のスタッツでは、日本代表のジョシュ・ホーキンソン(サンロッカーズ渋谷)がリバウンドランキングで首位に。歴史的勝利を収めたフィンランド戦で28得点19リバウンドと攻防で羽ばたいた“鷹大”が、通算29リバウンドでランキングトップとなった。

 また、2位には221センチの高さを誇るカーボベルデ代表(同64位)のエディ・タバレス(通算26リバウンド)、3位は212センチのプエルトリコ代表(同20位)フォワード、ジョージ・コンディットとリトアニア代表(同8位)の“巨塔”ヨナス・バランチュナス(211センチ、ニューオーリンズ・ペリカンズ)の2名が通算22リバウンドで続いた。

 210センチはおろか、220センチを越える長身選手も出場するなか、208センチのホーキンソンがランキングのトップに立っているということは、身長差を覆す彼の努力や献身性の証明に他ならない。

 次戦、日本代表が対戦するオーストラリア代表(同3位)には飛び抜けて大きい選手こそいないものの、ロスターの12名中9名がNBA選手で構成されていることから、高い身体能力を生かしたプレーで日本のゴール下を強襲してくると予想される。グループステージ最終戦、日本の守護神であり大黒柱であるホーキンソンの活躍に注目が集まる。

【動画】フィンランド戦で羽ばたいたホーキンソンのハイライト!