テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は28日、シングルス1回戦が行われ、予選から出場した世界ランク158位の島袋将は同じく予選から出場している同99位のH・ガストン(フランス)に2-6, 1-6, 6-7…

テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は28日、シングルス1回戦が行われ、予選から出場した世界ランク158位の島袋将は同じく予選から出場している同99位のH・ガストン(フランス)に2-6, 1-6, 6-7 (4-7)のストレートで敗れ、四大大会初勝利とはならなかった。
>>西岡vsワウリンカ 1ポイント速報<<
>>西岡、ダニエルら全米OP組合せ<<
7月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)では予選3試合を勝ち抜き初の四大大会本戦入りを果たしていた島袋。今大会も予選からとなったが、ここでも3試合を突破しグランドスラム2大会連続で本戦入りを決めた。
1回戦では同じく予選から出場したガストンと激突。序盤はベースラインからのストローク戦となるが、徐々にガストンはバックハンドのハイボレーを決めるなど徐々に試合のペースを掴んでいく。それに対し島袋はストロークを中心にポイントを重ねていくなか第4ゲームで先にブレークを許すと、2-5で迎えた第8ゲームで2度目のブレークを奪われ第1セットを落とした。
第2セット、回り込みのフォアハンドを放つなど攻勢を強めるガストンに苦しんだ島袋は第2ゲームでラリー戦の末にブレークを許す苦しい立ち上がりに。第4ゲームでもブレークされた島袋はその後も流れを掴むことができずセットカウント0-2と崖っぷちに追い込まれた。
第3セットでも序盤第1ゲームでブレークされた島袋だが、第8ゲームではフォアハンドクロスのウィナーを決め、この試合5度目のブレークチャンスで初めてブレークに成功する。直後の第9ゲームで0-40とピンチを招くと、1ポイントは凌いだものの最後はフォアハンドがネットにかかりブレークされるも、ガストンのサービング・フォー・ザ・マッチとなった第11ゲームではラブゲームでブレークバックし崖っぷちからイーブンへ。
タイブレークでは一時4-2とリードしていたものの逆転されると、最後は2本連続のサービスエースで締められ力尽きた。試合時間は1時間55分。
勝利したガストンは2回戦で第32シードのL・ジェレ(セルビア)と対戦する。ジェレは1回戦で世界ランク68位のB・ナカシマ(アメリカ)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日には世界ランク85位の綿貫陽介が1回戦に登場したが、第22シードのA・マナリノ(フランス)に敗れ初戦敗退を喫している。
日本勢では世界ランク44位の西岡良仁と同95位のダニエル太郎が現地29日に1回戦を行う。
[PR]8/28(月)~9/11(月) 全米オープンテニス WOWOWで連日独占生中継!
WOWOWオンデマンドでは日本人選手の試合を全試合ライブ配信予定

■WOWOWオンデマンドはこちら>