8月26日、等々力競技場で川崎フロンターレは北海道コンサドーレ札幌を迎えた。J1リーグ第25節に挑むホームチームは3連…

 8月26日、等々力競技場で川崎フロンターレ北海道コンサドーレ札幌を迎えた。J1リーグ第25節に挑むホームチームは3連敗を喫しており、そのすべてで先制点を献上していた。

 試合前から川崎は失点への意識を高めており、特にセットプレーには警戒感を示していた。そんな中で与えてしまった直接FKのチャンス。川崎から見てペナルティエリアの左角のすぐ外で、キッカーは福森晃斗。1試に2本決めたこともある、直接FKの名手だ。

 失点を防ぎたい川崎は、福森とゴールの間に5人の壁を作る。さらにその壁の足元を守る位置に1人を配置。FKに合わせて来る可能性を考え、ゴール前には4人が並んだ。

 しかし、札幌はゴール前に5人を置いており、ペナルティエリア手前にMFスパチョークを配置。それでも川崎は直接FKを防ぐことを第一に考えた配置で構えた。

 そして福森が蹴ったボールは川崎の壁に当たって弾かれる。ここまではホームチームの狙い通りだった。ところが、そのボールはペナルティアーク方向へと飛んでいく。そう、スパチョークがいる場所である。

 タイ代表MFはこのこぼれに対し、フリーでシュート体勢に。狙いを定めて右足でボールを叩くと、ボレーシュートはすさまじい勢いでゴールネットに向かい、左上の隅を突いて先制点をきめたのだった。

■「映像で見たら、思ってた100倍凄かった」

 このゴールは、SNS上で多くのファン・サポーターから絶賛されている。

「何というスーパーゴール 完璧にミートされたボレーシュート。」
「映像で見たら、思ってた100倍凄かった」
「スパチョーク!!是非、月間ベストゴールに!!」
「こんなえぐかったのか、笑」
「こんなんはいくらソンリョンでもとれんわ」
「マジでコレはヤバすぎる笑笑」
「スーパーすぎて鳥肌立ったわ」

 スパチョークのボレーは称賛を浴びるにふさわしいものだったが、川崎としては悔いが残るものだったといえる。ペナルティアーク付近は最初から手当てしていなかったところであり、フリーで打たれれば失点の確率は上がるからだ。

 また、車屋紳太郎大南拓磨ジョアン・シミッチといった高さに強い選手を壁としていたため、仮に福森が中に合わせるボールを蹴っていれば、人数不足に加えて高さも十分ではなく、勝てなかった可能性がある。

 試合は結果的に2-2に。しかし、先制点を献上したことで相手に優位な試合運びを許してしまったことは否めない。セットプレーでの失点が続くが、勝利のために早急な改善が必要だ。

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