8月26日、J1リーグ第25節が行われたが、その中で国立競技場で行われた試合があった。首都クラブであるFC東京が首位争…

 8月26日、J1リーグ第25節が行われたが、その中で国立競技場で行われた試合があった。首都クラブであるFC東京が首位争いを繰り広げるヴィッセル神戸を迎えた一戦である。

 この試合は2-2の引分けで両チーム合わせて4ゴールが生まれたが、そのうち3得点が後半アディショナルタイムに生まれたものだった。その中で、神戸FW大迫勇也が決めたPKゴールが注目されている。

 それは、後半45+2分の場面だ。この試合は前半18分にFC東京のFディエゴ・オリヴェイラが先制し、そのまま時間が推移。神戸は1点ビハインドという状況で残すはアディショナルタイムだけという展開だった。

 しかし、前線へのボールに反応したジェアン・パトリッキが東京のペナルティエリア内で倒される。主審は一度はスルーしたものの、VARが介入してPKへと変更。黒星かそうじゃないかを分ける緊迫したキッカーを務めたのが大迫だった。

 チームのエースである背番号10は、ボールに向かって助走すると、蹴る前に一度スピードを殺す。そして、相手GKをしっかりと見ながら、向かってゴール左下隅を射抜いて見せた。結果的に相手GKは膝をピッチに落とすしかないコースで、見事に試合を振り出しに戻してみせた。

■「そんなPKも蹴れるなんて集中力半端ない!」

 この落ち着きと熟練差を感じさせる一撃に、SNS上では以下のような声が上がっている。

「すごい集中力とコントロール」
「サコ鬼メンタル!!ありがとう!このまま毎試合サコゴールお願いします!!」
「PK上手い」
「そんなPKも蹴れるなんて集中力半端ない!」
「大迫のPKは助走の勢いを殺さずキーパーの動きを見るギリギリの技術が詰まってますよね。」
「大迫選手半端ないって安心感があるし貫禄が凄いから」
「この大迫のPKもえぐいですさすがです!」

 この後、試合は両チームがさらに1点ずつを奪い合い、最終的には2-2で終了した。プレッシャーも時間帯も関係なくきっちり決める大迫には代表待望論もあり、9月のドイツ遠征でメンバー入りするか注目が集まっている。

いま一番読まれている記事を読む