今週は札幌競馬場でキーンランドC(芝1200m)が行われる。終盤にさしかかったサマースプリントシリーズ第5戦に組み込まれる一戦。やや手薄な印象もあるスプリント戦線のニューカマー誕生にも期待がかかる、秋のスプリント戦線を占ううえで重要なレースと言えるだろう。
ここでは、過去10年のデータ分析から浮かび上がったキーワードをもとに出走馬を分析。「プラスデータ」としてナムラクレアを取り上げる。
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■牝馬優位の傾向と実績がマッチ
前走ヴィクトリアマイルは8着と距離の壁に泣いた印象。得意のスプリント戦で巻き返しを期するのがナムラクレアだ。実績は申し分なく、条件替わりで人気想定のこの馬が得るプラスデータとは?
・年内に重賞連対歴がある牝馬→10年中7年で馬券内
過去10年で牝馬が7勝を挙げる当レース。牝馬優勢の傾向と年内実績を掛け合わせることで生まれたデータだ。
ナムラクレアについて補足すると、直線平坦コースでは【3.0.2.0】と大崩れがない。夏競馬の成績【3.0.2.0】、距離短縮ローテの成績【2.1.0.0】も含め、あらゆる要素でのプラス材料を得ている印象を受ける。悲願のGI制覇が今年の大目標とはいえ、絶好の舞台で無様なレースは見せられないだろう。
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著者プロフィール
田原基成(たはらもとなり)●競馬評論家 競馬予想の魅力を世に発信し続ける「競馬ストーリーテラー」。予想に対して謎ときに近い魅力を感じており、ローテーション・血統の分野にて競馬本を執筆。現在はUMAJIN内「競馬サロン」にてコラム【競馬評論家・田原基成のいま身につけるべき予想の視点】 執筆中。『SPREAD』ではデータ分析から読み取れる背景を紐解き、「データの裏側にある競馬の本質」を伝えていく。













