2回に緊急降板した大谷。ダブルヘッダーの第2試合には「2番・指名打者」で先発出場している(C)Getty Images …

 

2回に緊急降板した大谷。ダブルヘッダーの第2試合には「2番・指名打者」で先発出場している(C)Getty Images

 

 現地時間8月23日(日本時間24日)、エンゼルスの大谷翔平は本拠地で行われたレッズ戦のダブルヘッダー第1試合目に「2番・投手」で先発出場。初回に今季44号2ランを放ち、チームに先制点をもたらしたが、2回にアクシデントで緊急降板した。

 初回表にレッズ打線を三者凡退に抑えた大谷は、その裏の無死一塁でこの日第1打席が回ると、レッズ先発のアンドルー・アボットが初球に投じた真ん中付近の速球を完璧に捉え、打球を右中間スタンド中段まで運んだ。豪快なアーチは打球速度115・7マイル(時速約186・2キロ)、飛距離442フィート(約134・7メートル)を計測。自らのバットで援護点をもたらした。

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 しかし、本塁打を打った直後の2回のマウンドで1死を奪った大谷は、ダグアウトからネビン監督、水原一平通訳らをマウンドに呼び寄せ、そのまま緊急降板となった。その後、球団は「腕の疲労」があったため降板したと発表。指名打者として名を残すこともなくダブルヘッダー1試合目を退いた。

 大谷は先発登板した現地時間6月27日の本拠地・ホワイトソックス戦で右手の爪が割れた影響で緊急降板。7月にも2試合で右手のアクシデントでイニング途中に降板している。また、今月3日のマリナーズ戦では右手のけいれんの影響で4回に降板。6月以降に立て続けにアクシデントに見舞われているが、今日の試合でも緊急降板となった。

 ダブルヘッダー1試合目の試合後に指揮官が大谷の状態について言及した。現地メディア『Los Angeles Times』は記事を配信し、エンゼルスのネビン監督が会見で語った内容を紹介した。

 指揮官は降板した理由について、「2回で降板したら、誰であっても怪我の心配をするものだ。初回に95マイルや96マイルの球をいくつか見たが、2回には球速が落ちたのは確かで、彼の投球がいつもと同じでないことに気づいた。投球後の表情を見て、彼の様子を見に行くことにしたんだ」と語り、球速が落ちていたことを要因に挙げた。

 気になる箇所の状態については「今言えるのは、腕だけだ。(本人は)痛みを感じないと言っていて、ただしっくりこないだけだ。それを疲労と発表した」と、腕に痛みはないものの違和感があることを明かした。

 会見では記者から「身体的な壁にぶつかっているのか?」という質問が飛んだが、ネビン監督は「いや、彼は初回に115マイルの打球を飛ばした。だから、彼が疲れているかと言われたら、ノーと答えるよ」と話したという。

 

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

 

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