男子テニスのW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)は20日、シングルス決勝が行われ、第2シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が第1シードのC・アルカラス(スペイン)を5-7, 7-6 (9-7), 7-6 (7-…

男子テニスのW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)は20日、シングルス決勝が行われ、第2シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が第1シードのC・アルカラス(スペイン)を5-7, 7-6 (9-7), 7-6 (7-4)の逆転で破り、約4時間の死闘の末2020年以来3年ぶり3度目の優勝を果たして「ATPマスターズ1000」39勝目を達成。男子プロテニス協会のATPが発表する「ビッグタイトル獲得数」ではジョコビッチが2位のR・ナダル(スペイン)との差を広げる1勝となった。
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ATP公式サイトでは「四大大会」、「Nitto ATPファイナルズ」、「ATPマスターズ1000」、「オリンピック」の4つのカテゴリーを「ビッグタイトル」と総称。ジョコビッチは今回のタイトルで「68」に伸ばした。2位は59のナダル、3位は54のR・フェデラー(スイス)となっている。
36歳のジョコビッチは今季、1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)と6月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で優勝し、ナダルの記録を抜く四大大会の男子シングルスで歴代最多23勝目をあげる偉業を成し遂げた。ATPの換算する「ビッグタイトル獲得数」では今季だけで3勝をあげている。
フェデラーは昨年引退を発表し、ナダルは負傷により長期離脱中。「ビッグタイトル獲得数」でジョコビッチは現在圧倒的な数字を残しており、今後も伸ばしていく可能性がある。
【3選手のビッグタイトル獲得数と出場数】
※/左から獲得数と出場数
■N・ジョコビッチ
四大大会:23/70
ファイナルズ:6/15
マスターズ1000:39/125
合計:68
■R・ナダル
四大大会:22/67
オリンピック: 1
ファイナルズ:0/11
マスターズ1000:36/128
合計:59
■R・フェデラー
四大大会:20/81
ファイナルズ:6/17
マスターズ1000:28/138
合計:54
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