イギリス・ロンドンで開催された「ウィンブルドン」(7月3~16日/グラスコート)のミックスダブルス決勝で、ジェイミー・マレー(イギリス)とマルチナ・ヒンギス(スイス)のペアが、ヘンリー・コンティネン(フィンランド)/ヘザー・ワトソン(イギ…

 イギリス・ロンドンで開催された「ウィンブルドン」(7月3~16日/グラスコート)のミックスダブルス決勝で、ジェイミー・マレー(イギリス)とマルチナ・ヒンギス(スイス)のペアが、ヘンリー・コンティネン(フィンランド)/ヘザー・ワトソン(イギリス)を6-4 6-4で倒し、優勝を遂げた。

 マレーは2016年全仏オープン以来、ミックスダブルスでプレーしていなかったが、ウィンブルドン前にヒンギスが連絡をとってきたとき、誘惑に逆らうことができなかった。

「言うまでもなく男子ダブルスは、僕にとって今年最大の目標だ」とマレー。「その目標から僕の注意をそらしかねないことをするには、かなり特別な何かが必要となるだろうね」

 ふたりともが、これ以前に違うパートナーと組んでタイトルを獲っていた。マレーは2007年にエレナ・ヤンコビッチ(セルビア)と組んで、ヒンギスは2015年にリーンダー・パエス(インド)とともに。

 グランドスラム大会で5つのシングルス・タイトル、11の女子ダブルス・タイトル、6つのミックスダブルス・タイトルを獲ったヒンギスは、通常、ことを自分の思い通りに運ぶことができる。

「私は、『ノー』という答えには慣れていないの」と、ヒンギスは言った。「私は、『ノー』を答えとして受け入れないわ」。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は「ウィンブルドン」のミックスダブルスで優勝した地元イギリスのジェイミー・マレー(左)とパートナーのマルチナ・ヒンギス(スイス/右)(撮影◎小山真司/テニスマガジン)