打者として日本人初の本塁打王に迫っている大谷。その規格外の活躍は日々話題となっている。(C)Getty Images M…

打者として日本人初の本塁打王に迫っている大谷。その規格外の活躍は日々話題となっている。(C)Getty Images
MLBで一大センセーションを巻き起こしている大谷翔平(エンゼルス)。彼の投打に渡る活躍に対する話題は尽きない。
メジャー6年目の今季は開幕から投打に出色の働きを見せている。
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打っては打率.306、43本塁打、89打点と打撃三冠王も視野に入れる快進撃。さらにOPS(1.071)、出塁率(.407)、盗塁(17)と軒並みハイアベレージだ。一方で投げても2年連続での2桁勝利(10勝)を達成し、防御率3.17、WHIP1.06、被打率.185はいずれもアメリカン・リーグでトップ10に入る数字だ。
漫画やゲームの世界でしか存在しなかったような「エースで四番」を体現する男だ。誰もが、彼に興味を抱き、その一挙手一投足の虜となっている。SNS上で大谷の話題を目にしない日はないと言っても過言ではない。
大谷がもたらす“衝撃”は野球の本場も揺るがす。米紙『Washington Post』のジョー・ポズナンスキ記者は、「過去150年で野球が終わっていると記された論考は少なからずある。検索エンジンで『野球、滅びる』と入力すれば、似たような考察がざっと100万個は出てくる」と、近年の国内における野球人気の低迷を指摘。そのうえで「ショウヘイ・オオタニはダイヤモンドの上で、観る者の心をかき乱すような活躍を続けている」と、日本からやってきた二刀流スターが放つ異彩ぶりに脚光を当てた。
「彼は本当に最高の打者であると同時に最高の投手でもある。ここまでの選手は、最近のメジャーリーグでは前例がいない。最も近いとしてもベーブ・ルースだ。しかし、そのベーブでさえも、オオタニがやっているようなことはしなかった。彼は日常的にプレーする選手になると、投手を諦めた。オオタニは特異だ」
そう綴ったポズナンスキ記者は、「いろいろな意味で、オオタニと言う選手は私たちが何年経っても野球を好きでい続ける理由を完璧に表現している」と訴える。球界に新風を吹き込み、「二刀流」という多くのメジャーリーガーが「同時になんかとてもできない」(ダイヤモンドバックス、ザック・ギャレン投手談)と語る異次元の活躍が、「他に類を見ないほど驚きと非現実的なものが混ざり合っている」という。
「オオタニはこれまでにないことをしている。それと同時に、彼には甘美な親しみも感じる。少年野球をやったことのある人なら誰でも、チーム一の投手であり、チーム一の打者でもあったチームメイトをきっと覚えているだろう。それに似ているのだ」
まるで少年野球のようなプレーを、メジャーリーグという壮大な舞台でやってのける。ポズナンスキ記者の指摘する通り、この現実こそが何よりも人々を惹きつけてやまない理由なのかもしれない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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