全国高校総体(インターハイ=読売新聞社共催)は21日、北海道でバドミントンが行われ、全30競技の日程が終了した。山口県勢は、女子シングルスで、柳井商工の宮崎友花選手が優勝した。写真で観るインターハイ2023 バドミントンハイライト>>女子シ…

全国高校総体(インターハイ=読売新聞社共催)は21日、北海道でバドミントンが行われ、全30競技の日程が終了した。山口県勢は、女子シングルスで、柳井商工の宮崎友花選手が優勝した。

写真で観るインターハイ2023 バドミントンハイライト>>

女子シングルスの決勝。最後のショットが決まると、両手で顔を覆い、涙を流した。「優勝候補」と呼ばれ、プレッシャーを感じていた。頂点に立ち、ついに緊張の糸が切れた。

昨年、シングルスで世界ジュニア選手権を制して一躍注目を浴びた。今大会は3冠を目標に臨み、団体で優勝したが、ダブルスは準々決勝で敗退した。

決勝は最終ゲームにもつれ込んだが、疲労がたまった相手を見越し、ネット前に落とすショットを多用して得点を積み重ねた。

次の目標は、9月に始まる世界ジュニア選手権の連覇だ。「オリンピックで金メダルを取りたい」。夢が現実味を帯びてきた。(鍜冶明日翔)