日本バスケットボール協会は8月21日、「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」の男子日本代表(FIBAランキング3…

 日本バスケットボール協会は8月21日、「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」の男子日本代表(FIBAランキング36位)メンバー12名が決定したことを発表した。メンバーは23日に行われるFIBAのテクニカルミーティングにて承認後、確定する。

 渡邊雄太(フェニックス・サンズ)や河村勇輝(横浜ビー・コルセアーズ)などとともにメンバーに名を連ねた川真田紘也(滋賀レイクス)はクラブを通じて、次のようにコメントした。

「ワールドカップのメンバーに入るまでいろいろな苦難がありました。時には練習生で選ばれた時もありましたし、強化合宿には選ばれるが試合メンバーに入れなかったりという時期もありました。それでも『ワールドカップメンバーに選ばれたい』という一心で、ここまで頑張ることができました。今、ワールドカップのメンバーに選ばれることができ、1つの目標が達成できました。次は世界の代表選手と戦って勝つことが目標です。なかなか高い壁ですが、チーム一丸となって戦えば必ず勝利できるはずです。現地で応援していただける方、滋賀から応援していただけるという方もたくさんいると思うので、ぜひ熱い応援をお願いします!」

 滋賀の原毅人代表取締役社長兼ゼネラルマネージャーは、練習生からワールドカップのメンバー入りを果たした204センチのビッグマンに期待を寄せた。

「川真田選手がFIBAワールドカップ2023の日本代表に選出されたことを大変喜ばしく思っております。オフシーズンに川真田選手と面談をした際に『B2クラブからでも日本代表に入れることを証明しよう』と意見を交換し、見事に達成してくれました。レイクスファミリーだけでなく、全国のバスケットボールファンの皆様も、この夏の川真田選手の活躍はもちろん、加速度的に成長していく姿に、ストーリー性やキャラクター性を感じて応援頂けているのではないでしょうか」

「『滋賀のマイキー』から『日本のマイキー』と成長を続け、クラブとしては誇らしく思うと同時に、身が引き締まる思います。この夏の川真田選手の活躍で、特に弊クラブと、レイクスに関わる全ての皆様は、特別に大きなパワーを貰っていると感じております。皆様に愛情を注がれ、ご期待いただき、代表選考というチャレンジに向かっていった川真田選手が、代表の中心人物となってワールドカップを戦い抜き、レイクスに多くのものを持ち帰ってくれるでしょう。ワールドカップでは、益々の成長と、川真田選手らしいプレーで活躍してくれることを願っております。皆様、ぜひクラブと一緒になって川真田選手に、これまで以上の愛情と期待を表現していきましょう!」

 なお、ワールドカップは25日に開幕。日本は1次ラウンドで25日にドイツ代表(同11位)、27日にフィンランド代表(同24位)、29日にオーストラリア代表(同3位)と対戦する。