全国高校総体(インターハイ=読売新聞社共催)は20日、北海道で競泳と水球、バドミントンの熱戦が繰り広げられた。競泳女子400メートル個人メドレーでは、淑徳巣鴨(東京)の成田実生選手が4分42秒09で優勝した。成田実生選手(2年)は、200メ…

全国高校総体(インターハイ=読売新聞社共催)は20日、北海道で競泳と水球、バドミントンの熱戦が繰り広げられた。競泳女子400メートル個人メドレーでは、淑徳巣鴨(東京)の成田実生選手が4分42秒09で優勝した。

成田実生選手(2年)は、200メートル個人メドレーとの2冠を達成した。前半は抑え気味に入り、後半の平泳ぎで逆転して押し切った。

大会前に体調を崩したこともあり、記録は伸びなかった。「2冠はうれしい。でも、もっとタイムを更新して、応援に来てくれたチームや家族を盛り上げたかった」と振り返った。

すでに目線は世界の舞台だ。7月の世界選手権では400メートル個人メドレーで8位に入ったが、「トップと離れすぎ」と納得していない。次の目標は9月に始まるアジア大会。「世界選手権よりもチャンスが広がるはず。メダルを目指していきたい」と意気込んだ。