男子テニスのW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)は19日、シングルス準決勝が行われ、第1シードのC・アルカラス(スペイン)が世界ランク20位のH・フルカチュ(ポーランド)を2-6, 7-6 (7-4), 6-3…

男子テニスのW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)は19日、シングルス準決勝が行われ、第1シードのC・アルカラス(スペイン)が世界ランク20位のH・フルカチュ(ポーランド)を2-6, 7-6 (7-4), 6-3の逆転で破り、大会初の決勝進出を果たした。
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前週のナショナル・バンク・オープン(カナダ/トロント、ハード、ATP1000)3回戦でも対戦し、そのときはアルカラスが3-6, 7-6 (7-2), 7-6 (7-3)の逆転で下し勝利していた一戦。
約1週間ぶりの再戦でも、試合は激しいストロークの打ち合いとなる。第1セット、第2ゲームで先にブレークを許したアルカラスはファーストサービスが入ったときのポイント獲得率が50パーセントに留まると、第8ゲームでもブレークを奪われ追いかける展開に。
第2セットは互いにブレークすることができないまま終盤に入ると、ゲームカウント4ー5で迎えた第10ゲームでアルカラスはマッチポイントとなるブレークチャンスを与えるもこれを凌ぐ。タイブレークでも先にミニブレークされたものの、1-4から6ポイントを連取して逆転。流れを掴んだアルカラスはファイナルセット第4ゲームでブレークすると、その後はフルカチュに挽回のチャンスを与えることなく2時間19分で勝利。2週連続の熱戦をものにし大会初の決勝進出を決めた。
20歳のアルカラスは3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)と4月のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)に続く3度目の「ATPマスターズ1000」優勝をかけて、決勝で第2シードのN・ジョコビッチ(セルビア)と第16シードのA・ズベレフ(ドイツ)のどちらかと対戦する。
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