20日に札幌競馬場で行われる札幌記念(GII、芝2000m)の「血統傾向」を分析する。2018年以降の札幌記念で3着内に…
20日に札幌競馬場で行われる札幌記念(GII、芝2000m)の「血統傾向」を分析する。
2018年以降の札幌記念で3着内に入った種牡馬データを集計、下記の成績表をもとに推奨馬を紹介する。
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■持続力に長けた「ダンチヒ」や「ロベルト」の血に注目
過去5年の種牡馬データを見ると、ハービンジャー産駒がトップの2勝をマーク。2021年に8番人気のペルシアンナイトが3着に好走するなど人気以上の好走が多く見られる。

札幌記念の3着内種牡馬(2018~22年)
同様に、ロベルト系も過去5年でわずか3頭の出走という中で、昨年は1着と3着に、2021年には11番人気のマイネルウィルトスが4着に入るなど、好相性を収めているのも注目。
このようにハービンジャー産駒やロベルト系が好走できる理由はコース形態にある。札幌芝2000mは、最初のコーナーまでの距離が約400mと長く、ほぼ平坦なコースのため前半からハイペースになりやすい。
さらに緩やかなコーナーのため、スピードを落とさずに最後までバテずに走り切れる「スピードの持続力」が求められやすい。そこで持続力に長けたダンチヒ系のハービンジャー産駒やロベルト系が活躍できるのだ。
そこで今回はダンチヒ系の馬から推奨馬をピックアップしたい。
■トップナイフ
ダンチヒ系のデクラレーションオブウォーを父に持つトップナイフをピックアップ。
トップナイフは近2走ともにスタートでトモを滑らせて出遅れるアクシデントがあり、大敗しているものの、本来は前々から運んで粘りこむ競馬で持ち味を出すタイプ。
ホープフルSでは逃げ粘って2着に好走しており、ゲートを五分に出てスムーズに先行できれば、この好メンバーでも十分通用するのではないか。
また、血統的な面でも推せるポイントがある。父がダンチヒ系の牡・セン馬は、札幌芝2000mのコースを得意としており、2018年以降の成績は【8.7.8.62】。
なかでも、3勝クラス以上のレースに絞ると【2.2.3.12】で単勝回収値は156と期待値はアップする。このことからレースレベルが上がり、ペースが速くなるほどトップナイフの気性に合った展開と言えるだろう。
先週日曜の札幌10R・藻岩山特別(札幌芝2000m)では、同じデクラレーションオブウォー産駒であるハウゼが完勝しているように現在の馬場もフィットしていそうなだけに、好スタートから先行できれば、一発の可能性は高そうだ。
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文●中井達也(SPREAD編集部)