今週は札幌競馬場で札幌記念(芝2000m)が行われる。ダービー馬シャフリヤールに昨年の覇者ジャックドールが人気上位の想定だが、J.モレイラが跨るダノンベルーガ、川田将雅が跨るプログノーシスも虎視眈々。この夏一番といっても過言ではない豪華メンバーが覇を競う。
ここでは、過去10年のデータ分析から浮かび上がったキーワードをもとに出走馬を分析。「プラスデータ」としてプログノーシスを取り上げる。
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■ディープインパクト産駒の切れ味に注目
自身初の海外遠征となったクイーンエリザベス2世Cは2着と健闘。ポテンシャルがワールドクラスであることを証明したのがプログノーシスだ。豪華メンバーが揃ったここは断然人気とは言い難い存在だが、この馬が得るプラスデータとは?
・年内に重賞勝ちのあるディープインパクト産駒【3.1.1.2】
血統と年内のパフォーマンスとの掛け合わせで生まれたデータ。この条件に合致したディープインパクト産駒を消す選択肢はリスキーと言わざるを得ない。
過去にこの馬が使われてきた国内での8戦を振り返ると、7戦で上がり3F最速をマーク。同じディープインパクト産駒のシャフリヤールをも上回る現役屈指の切れモノだ。同産駒は2013年に牝馬のハープスターが際立った瞬発力を発揮し当レースを勝利。父譲りのズバ抜けた切れ味がこの舞台で活きる可能性は十分だ。
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著者プロフィール
田原基成(たはらもとなり)●競馬評論家 競馬予想の魅力を世に発信し続ける「競馬ストーリーテラー」。予想に対して謎ときに近い魅力を感じており、ローテーション・血統の分野にて競馬本を執筆。現在はUMAJIN内「競馬サロン」にてコラム【競馬評論家・田原基成のいま身につけるべき予想の視点】 執筆中。『SPREAD』ではデータ分析から読み取れる背景を紐解き、「データの裏側にある競馬の本質」を伝えていく。