男子テニスのW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)は15日、シングルス2回戦が行われ、第1シードのC・アルカラス(スペイン)が予選を勝ち上がった世界ランク55位のJ・トンプソン(オーストラリア)を7-5, 4-6…

男子テニスのW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)は15日、シングルス2回戦が行われ、第1シードのC・アルカラス(スペイン)が予選を勝ち上がった世界ランク55位のJ・トンプソン(オーストラリア)を7-5, 4-6, 6-3のフルセットで破り、初戦突破を果たすと共に今季マッチ50勝目を飾った。
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先月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)ではN・ジョコビッチ(セルビア)を決勝で倒しタイトルを獲得した20歳のアルカラス。しかし、それ以来の公式戦となった前週のナショナル・バンク・オープン(カナダ/トロント、ハード、ATP1000)では準々決勝で敗れた。
W&Sオープンに出場するのは3年連続3度目であり、昨年大会では初の8強入りを果たした。
トンプソンと初めて顔を合わせた2回戦の第1セット、第3ゲーム途中で雨天により一時中断。再開後、第6ゲームでブレークを許したアルカラスだったが、直後の第7ゲームでブレークバックに成功。終盤の第11ゲームで2度目のブレークを奪うとサービング・フォー・ザ・セットとなった第12ゲームでは1度のブレークポイントを凌ぎ先行する。
続く第2セット、アルカラスは先にブレークを許しゲームカウント2-5とリードされる。トンプソンのサービング・フォー・ザ・セットとなった第9ゲームでブレークバックに成功したものの第10ゲームで再びブレークを奪われ、1セットオールとされる。
迎えたファイナルセット、アルカラスはファーストサービスが入ったときに全てのポイントを獲得しブレークチャンスを与えず。13本のウイナーを決めるなど圧倒するとリターンゲームでは2度のブレークに成功し、3時間2分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにアルカラスのコメントを掲載し「簡単な試合ではなかったけど、最後にベストのレベルを見つけることができた。試合をするために待つ時間があったけど、コートに入ればプレーを始めなければならない。でも、こういう状況でも勝つ方法を探さないとね」と語った。
勝利したアルカラスは3回戦で第14シードのT・ポール(アメリカ)と世界ランク33位のU・アンベール(フランス)の勝者と対戦する。
同日には世界ランク32位のA・マナリノ(フランス)と同60位のE・ルースブオリ(フィンランド)が16強入り。第9シードのT・フリッツ(アメリカ)、第15シードのB・チョリッチ(クロアチア)、第16シードのA・ズベレフ(ドイツ)らが2回戦に駒を進めた。
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