男子テニスのW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)は15日、シングルス1回戦が行われ、プロテクトランキング(負傷などによる長期離脱選手の救済措置)で出場する元世界ランク6位のG・モンフィス(フランス)が第13シー…

男子テニスのW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)は15日、シングルス1回戦が行われ、プロテクトランキング(負傷などによる長期離脱選手の救済措置)で出場する元世界ランク6位のG・モンフィス(フランス)が第13シードのC・ノリー(イギリス)を3-6, 6-4, 6-3の逆転で破り、2021年以来2年ぶりの初戦突破を果たした。
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36歳で現在世界ランク211位のモンフィスは昨年8月に怪我の影響でツアーを離脱したが、今年3月に約7ヵ月ぶりに復帰。以降はプロテクトランキングやワイルドカード(主催者推薦)を利用して大会に参加してきた。
W&Sオープンに出場するのは2021年以来2年ぶり12度目であり、最高成績は2011年に記録した8強入りとなっている。
この日の第1セット、第1ゲームでブレークに成功するも第4ゲームでブレークを許したモンフィス。終盤となる第8ゲームで2度目のブレークを奪われ、先行される。このセット、左ふくらはぎを痛めたモンフィスはメディカルタイムアウトを取り治療を受けた。
続く第2セット、先にブレークに成功したモンフィスはゲームカウント4-1とリード。第7ゲームでブレークバックを許したものの第10ゲームで再びブレークを奪い、1セットオールとする。
迎えたファイナルセット、第1ゲームでいきなりブレークを許したモンフィスだが、直後の第2ゲームから4ゲームを連取。1ブレークアップとすると、そのリードを保ち、2時間10ふんで勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにモンフィスのコメントを掲載し「シンプルなプレーを心がけたよ。ATPのトレーナーがコートに来て治療してくれた。彼は大丈夫だと言ってくれた。僕が経験してきた中でも、怪我で諦めるのはいつも厳しい。でも僕は戦い続けた。先週はいい感じで勝てたし、自信もあったよ」と語った。
勝利したモンフィスは2回戦で世界ランク12位のA・デ ミノー(オーストラリア)と対戦する。デ ミノーは1回戦で同44位のJ・J・ウルフ(アメリカ)を6-0, 3-6, 6-1のフルセットで下しての勝ち上がり。
同日には世界ランク32位のA・マナリノ(フランス)、同60位のE・ルースブオリ(フィンランド)が16強入り。第9シードのT・フリッツ(アメリカ)、第14シードのT・ポール(アメリカ)、第15シードのB・チョリッチ(クロアチア)、第16シードのA・ズベレフ(ドイツ)らが2回戦に駒を進めた。
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