国際バスケットボール連盟(FIBA)は8月12日、公式サイトにて「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」に出場する…

 国際バスケットボール連盟(FIBA)は8月12日、公式サイトにて「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」に出場する全32カ国のパワーランキング第2弾を発表。男子日本代表は22位に入った。

 日本は6月末に発表された第1弾で14位に入っていたが、約1カ月半で8ランクダウン。下方修正された11カ国のなかでも、最大の落ち幅で22位に格付けされた。

 FIBA公式サイトは大幅ダウンの理由について、「最大のスターをロスターに加えられなかった影響」とし、八村塁(NBAロサンゼルス・レイカーズ)の出場辞退が今回の評価に直結したと説明。続けて、「八村塁がいなくても、特にトム・ホーバスが指揮を執っている日本は依然としてリスペクトされるチームだが、リスペクトされることとベスト8進出の有力候補になることの間には大きな違いがある」と、ワールドカップ本大会では厳しい戦いを強いられるとの見解を示した。

 なお、1次ラウンドで日本と同じグループEに入った3カ国は、いずれも日本より上位にランクイン。25日の1次ラウンド初戦で対戦するドイツ代表は2ランクアップの5位、27日に対戦するフィンランド代表は第1弾と同じ11位、29日に対戦するオーストラリア代表は1ランクアップの3位に格付けされた。

 強豪国が並ぶ上位では、アメリカ代表が前回から続いて1位をキープし、フランス代表が1ランクアップの2位に。前回2位だったスペインは4ランクダウンの6位に後退した。

■ FIBA公式「ワールドカップ2023パワーランキング」


順位 国名(グループ/FIBAランク)前回比

1位 アメリカ(C/2位)

2位 フランス(H/5位)+1

3位 オーストラリア(E/3位)+1

4位 スロベニア(F/7位)+1

5位 ドイツ(E/11位)+2

6位 スペイン(G/1位)-4

7位 カナダ(H/15位)-1

8位 イタリア(A/10位)+5

9位 セルビア(B/6位)-1

10位 ドミニカ共和国(A/23位)+2

11位 フィンランド(E/24位)

12位 リトアニア(D/8位)+3

13位 ブラジル(G/13位)-3

14位 ギリシャ(C/9位)-5

15位 メキシコ(D/31位)+2

16位 ラトビア(H/29位)+3

17位 ニュージーランド(C/26位)-1

18位 プエルトリコ(B/20位)+2

19位 中国(B/27位)+2

20位 フィリピン(A/40位)+2

21位 モンテネグロ(D/18位)+4

22位 日本(E/36位)-8

23位 ジョージア(F/32位)

24位 ベネズエラ(F/17位)-6

25位 南スーダン(B/62位)-1

26位 エジプト(D/55位)+4

27位 ヨルダン(C/33位)+1

28位 アンゴラ(A/41位)+1

29位 レバノン(H/43位)-3

30位 イラン(G/22位)+1

31位 カーボベルデ共和国(F/64位)+1

32位 コートジボワール(G/42位)-5