ブリンソンは来日初の満塁弾を放った(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext 巨人は13日のDeNA戦(東京…

 

ブリンソンは来日初の満塁弾を放った(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 

 巨人は13日のDeNA戦(東京ドーム)に8-1と大勝。ルイス・ブリンソンの来日初の満塁弾など初回の本塁打攻勢で一挙6得点を奪ったことが大きかった。

 この日「6番・中堅」で先発出場したブリンソンは初回一死満塁の好機にDeNA先発左腕、石田健大のスライダーをコンパクトに振りぬき、左翼ポール際へ運んだ。

【動画】これぞブリンソン劇場!初回に石田から来日初の満塁弾を放ったシーン

 

 来日初となる9号満塁弾と大きな仕事を果たすとダイヤモンドを一周、ベンチに戻ってナインの祝福を受けた。

 ときに豪快な打撃を見せる一方で、度重なるボーン・ヘッドも話題を集めてきた。今月9日の阪神戦では打球判断を誤り、単打とするシーンもあった。これまでも度重なる走塁ミスを起こしていることもあり、試合後、原辰徳監督が「全ての野球人に対して申し訳ない。私の指導不足」と異例の謝罪まで行うハメになった。

 その後、ブリンソンは猛省、走塁ミス翌日の試合から4試合で13打数6安打6打点など、ミスを取り返すべく、打ちまくっている。

 中継のBS日テレで放送された試合後インタビューの中で原監督も「そうそうない初回の攻撃ですね、見事だったですね」とブリンソンの満塁弾を含む、初回の打線の猛攻を強くたたえた。

 これまでも指揮官はお騒がせ助っ人のボーン・ヘッドに関してときに厳しいコメントも残しながら、思い切りのいい打撃を評価。我慢強く起用を続けてきた。

 チームはこれで勝率5割に復帰、3位争いを行うDeNA相手に勝ち越し、未だ4位ながら1ゲーム差に迫る大きい勝ちにつなげた。まだまだ勝負はこれから、この勝利を契機に再び乗っていきたいところだ。

 

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

 

【関連記事】原監督が明かした秋広優人の凄み「由伸、阿部、松井を上回っているところがある」

【関連記事】「全部の球種が90点」かつての巨人の正捕手・村田真一氏が語った「三本柱」秘話とは

【関連記事】コスパ良すぎ! 年俸630万円の巨人・秋広優人は今季いつまで主軸を担えるか