WTTコンテンダーリオデジャネイロ<8月7日~13日/ブラジル> 13日、男子シングルス決勝で松島輝空(木下アカデミー/世界ランク134位)がファルク(スウェーデン/同24位)にゲームカウント2-4で敗れ、準優勝となった。

ここまで元世界1位のオフチャロフ(ドイツ)や先週のWTTリマ優勝のフレイタス(ポルトガル)など、強豪を次々と倒した16歳の松島。最後の壁は世界卓球2019単の銀メダリスト・ファルクだ。

1ゲーム目から10-10の接戦。ここはドライブで攻め立てた松島が12-10で先制するが、第2ゲームはファルクに先に攻められて4-8のビハインドとなり、松島は猛追するも12-14で失う。


ファルク PHOTO:World Table Tennis

ラケットのフォア側が表ソフトラバーのファルクは、スマッシュを連発。松島も中陣からのドライブで奮闘するも3ゲームを9-11で落とすが、次はフォア側を攻めて11-9で取り返す。

だがロビングから得点するなど、守りもしぶといファルクに松島のミスが出て、5ゲーム目は6-11で奪われる。第6ゲームも中盤で突き放され、7-11で失って敗れた。

松島は16歳でのWTTのシニア大会シングルス初優勝まであと一歩と迫ったが、快挙はお預けとなった。

<WTTコンテンダーリオ 男子シングルス決勝>
松島輝空 2-4 ファルク(スウェーデン)
12-10/12-14/9-11/11-9/6-11/7-11


<松島輝空 勝ち上がり>

■準決勝
松島輝空 3-2 チョ・スンミン(韓国・38位)
19-17/7-11/11-6/8-11/13-11

■準々決勝
松島輝空 3-2 オフチャロフ(ドイツ・10位)
11-8/6-11/11-8/4-11/11-9

■2回戦
松島輝空 3-1 イ・サンス(韓国・27位)
9-11/11-8/13-11/11-9

■1回戦
松島輝空 3-1 フレイタス(ポルトガル・22位)
11-7/7-11/11-4/11-9

■予選3回戦
松島輝空 3-0 ペレス(スペイン・460位)
11-8/11-5/11-8

■予選2回戦
松島輝空 3-0 モンテイロ(ポルトガル・132位)
11-7/11-1/13-11

■予選1回戦
松島輝空 3-0 ボボチーカ(イタリア・69位)
11-4/11-8/11-6