8月13日、国立代々木競技場 第二体育館で「Sun Chlorella presents World University …

 8月13日、国立代々木競技場 第二体育館で「Sun Chlorella presents World University Basketball Series(WUBS)」の決勝戦が行われ、白鷗大学が国立政治大学(NCUU/チャイニーズ・タイペイ)と対戦した。

 初出場ながら決勝へ進出した白鷗大は、脇真大、佐伯崚介、シソコドラマネ、嘉数啓希、佐藤涼成がスターターを務めた。

 試合の出だしからNCUUに先手を取られると、14-0のランを作られてしまう。脇がチーム最初の得点を挙げると、佐藤の3ポイントシュートや佐伯のバスケットカウントで反撃に出る白鷗大だったが、終盤にリードを広げられてしまい、13-30で第1クォーターを終えた。

 続く第2クォーター、エースの脇が得点をけん引すると、佐伯、佐藤、八重樫ショーン龍らが3ポイントを沈めたが、点差を詰めるには至らず、33-54と苦しい展開で試合を折り返した。

 迎えた第3クォーターでは嘉数がミドルレンジのジャンプシュートに3ポイント、フローターと得点面で存在感を発揮。ゴールネットが切れるアクシデントが発生し、一時試合が中断するも、試合再開後は白鷗大が流れをつかむ。ジョエルモンガの豪快ダンクが決まると、佐藤がバスケットカウントやジャンプシュートを沈めて1ケタ点差に。さらに、クォーター終了間際にはポーグ健の3ポイントも決まり、59-67で最終クォーターへ。

 勝負の第4クォーター、序盤に脇が3ポイントと速攻レイアップを決めて5点差に詰め寄る。その後は佐伯の速攻レイアップや嘉数と佐藤の長距離砲で加点するも、なかなか相手を捉えることができず、終盤に10点差とされてしまう。諦めない白鷗大は嘉数と佐藤の3ポイントが決まると、ディフェンスでは24秒バイオレーションを奪う場面もあったが、最後まで追いつくことはできず、84-90で惜敗した。

 惜しくも初優勝を逃した白鷗大は、佐藤が24得点、脇が18得点、嘉数が13得点と奮闘した。

■試合結果

白鷗大学 84-90 国立政治大学(NCUU)

白鷗大学|13|20|26|25|=84

政治大学|30|24|13|23|=90