打率.289を残す木浪の存在が打線のつながりを生んでいる(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext 阪神は8…

打率.289を残す木浪の存在が打線のつながりを生んでいる(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 阪神は8月12日のヤクルト戦に勝利して連勝を9まで伸ばし、2位広島とのゲーム差を7まで広げた。現在貯金23と着実に優勝街道を突き進んでいる今年の阪神。その強さの要因として盤石な投手陣もさることながら、得点力の高さも挙げられる。

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 阪神は12日時点でチーム本塁打が53本とリーグ5位。1位の巨人(124本)の半分以下ではあるが、リーグトップの396得点をあげている。なぜ本塁打に頼らずにこれだけの点数を稼げているのだろうか。現役時代に大洋(現DeNA)で活躍した高木豊氏が自身のYouTubeチャンネルで、阪神の攻撃陣の強さを解説した。

 まず、「フォアボール数が全然違う」「結局誰かが塁に出ているという感じ」という。阪神はリーグトップの386四球(敬遠も含む)を奪っており、2位のヤクルト(342)を大きく引き離している。ヒットが出なくても四球からチャンスを作れることが阪神の強みだと話す。

 とりわけ、「木浪がよく利いてるんだよ」「木浪が上位につないでくる。近本が得点圏打率がトップでしょ」と8番に入ることが多い木浪聖也の名前を挙げ、その貢献度を評価する。木浪はリーグ8位の打率.289とヒットが打てるだけでなく、出塁率.340ととても高い。他球団であれば上位打線を任せられる選手が、下位打線で固定されているのだから得点力が高くなるのも頷ける。

 また、岡田彰布監督の采配にも触れ、「岡田監督は『この試合絶対1点差勝負になる』といったら初回からバントを仕掛ける。それが的確に当たっている」「ここら辺の読みっていうか、深さっていうのはやっぱり感じる」と説明した。

 ヒットやホームランを打てなくてもできることをしっかり選手達が全うしたうえで、岡田監督が勝負どころを見極めた采配ができていることが、効率良く点を上げていることにつながっているのだろう。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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