女子テニスのナショナル・バンク・オープン(カナダ/モントリオール、ハード、WTA1000)は12日、第1シードのI・シフィオンテク(ポーランド)と第4シードのJ・ペグラ(アメリカ)のシングルス準決勝が行われたが、この試合の第2セット、タイ…

女子テニスのナショナル・バンク・オープン(カナダ/モントリオール、ハード、WTA1000)は12日、第1シードのI・シフィオンテク(ポーランド)と第4シードのJ・ペグラ(アメリカ)のシングルス準決勝が行われたが、この試合の第2セット、タイブレークでのプレー中に音楽が流れる珍事が発生した。
>>【動画】プレー中に音楽流れる珍事、ポイントやり直しに<<
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7月24日から30日まで行われたBNPパリバ・ワルシャワ・オープン(ポーランド/ワルシャワ、ハード、WTA250)で優勝した世界ランク1位のシフィオンテク。今大会では初戦の2回戦で世界ランク23位のKa・プリスコバ(チェコ)、3回戦で第14シードのK・ムチョバ(チェコ)、準々決勝で世界ランク48位のD・コリンズ(アメリカ)を下し大会初の4強に駒を進めた。
一方、世界ランク3位のペグラは今大会、初戦となった2回戦で世界ランク61位のY・プチンセワ(カザフスタン)、3回戦で同49位のJ・パオリーニ(イタリア)、準々決勝で第6シードのC・ガウフ(アメリカ)を下し3年連続の4強入りを決めた。
準決勝の第1セット、開始から互いにブレークを奪い合う展開となるも第5ゲームから4ゲームを連取したペグラが先行する。
続く第2セット、第1セットと同様にブレークを奪う合いとタイブレークに突入。ペグラが4-3とリードした場面、両選手ラリーを続けると音楽が突然流れる珍事が発生。このポイントがやり直しとなると、そのままシフィオンテクが5ポイントを連取し1セットオールとなる。
迎えたファイナルセット、シフィオンテクに1ブレークアップとされゲームカウント2-4とリードを許したペグラ。それでも直後の第7ゲームからペグラが4ゲームを連取し、2時間30分の激闘を制した。スコアはペグラから6-2, 7-6 (7-4), 6-4。
女子テニス協会のWTAはペグラのコメントを掲載し、プレー中に音楽が流れたことについて「面白いと思ったわ。もちろん、こんなことは初めて。これは本当に今起こっていることなのか?どうなっているんだ?と感じたわ」と明かしている。
勝利したペグラは決勝で第3シードのE・ルバキナ(カザフスタン)と第15シードのL・サムソノヴァの勝者と対戦する。
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